自分にもやれるんじゃないかな
お母さんの友達に、アメリカの大学にいって看護士をしている人がいる。
お母さんがアフリカに行くのを見て、お母さんが出来るなら自分にもやれると考えたようだ。そして留学。
看護学校の時にはそんなに真面目ではなかったらしいけど、アメリカの大学を4年で卒業して、アメリカの病院の第一線で働き続けた人。すごい。
憧れや目標が出来たとたん、人は変われるもんだ。
身近な人のやってることがきっかけになる。なんかいいなーって見ているだけでなく、やってみたら出来たということ。
夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。
お母さんの友達に、アメリカの大学にいって看護士をしている人がいる。
お父さん的にはヨセフの今は理想的。今しか出来ないことをやっている。
ルカはイギリス。ひとりでコミュニケーションの努力をしてるかな。地震があったときに公衆電話で電話かけてきた。お父さんでも公衆電話はうまく使えなかったのに。
ブログが学校通信の校長先生の文章みたいになってきちゃった。
1.消費するだけでは生きていけない。払う大切なお金がなくなってしまう。 楽しいことを突き詰めてゆき、教えてお金を払ってもらえるプロになるなら大いに結構。「暇だからやっている」「時間を消費するだけ」では、自由に使う大切な時間がなくなってしまう。
町でインタビューされたとしよう。
今のヨセフの毎日はこの訓練。
自転車をヨセフは組み立てて直しているという。もらってきたり買ったりすればすぐ使えるのは皆知っているけど、直すのは大変。構造を観察しなければいけないから。組み立てるにも手順があるから。正しく考える道筋の訓練。
この順番に物事を進められる人。
クララやヨセフ、ルカに聞いて欲しいこと。
離れてみてゼロベースで家族を考えてみるといい
夢をかなえ、持続させるのに収入が必要。そうでないと卑屈になるか、自由を得られない。ただ強欲な、いくらでも多いだけ取れるだけ儲けたいという考えなら、やはり続かない。
みんみんぜみとあぶらぜみが鳴いている。
自分の歩む道を考えるとき、見つけるまで平均4年かかるという。以下の質問を4年間くりかえし自問してごらん。質問1から3のすべてに当てはまる分野が君の進む道。
頑張る人の足を引っ張るのなら、自分の子どもでも理想のボートに乗せない。
何もないところから形あるものを作り、見も知らないお客さんという人たちに製品やサービスを喜ばれ、その証拠にお金をもらえる。
厳しく自分を律した人たちが、同じ思いで集まって、よりよくしようと議論を重ね、お客様に貢献して受け入れられることを誇りに、会社や組織をよくしてゆこうと努力する。
商売をやっている家の子が「僕はお坊さんになりたい」と言ったら、たいがいお父さんはびっくりするだろう。「それでは食えないよ」って言うのが普通。
テレビを見ていたら、ボクシング世界チャンピオンになった長谷川さんのお父さんのインタビューが出ていた。
ひとりで知らない世界へどこでも飛び込んで行ける。子供脱皮の第一歩。
自分から切り出すのはむずかしい。
「教える立場になって、素人の生徒さんがお父さんのボールを打ち返せなくて、始めて自分の未熟さを教わった」
2009年、スイスのフェデラーがウィンブルドンで6回優勝した。今までの記録を塗り替えるすばらしいもの。
「かたづける」とは、しきい値をこえたところ(レベル)までやるということ。
「良い習慣は第2の天性」と同じことがスポーツでも言える。無理のないスムーズな動きを身につけたら、反応が早くなりうまくなる。
自分の中にぽっかりと穴の開いた人。本当にやりたいことがない人。やりたいことに向かって行動を起こさない人。常識という言葉を振りかざす人。「そんなのユートピア、夢物語だよ。現実は甘くないよ」としたり顔でいう人。あきらめたといいながら、出来なかった過去をいつまでもうじうじと考える人。やり方がわからないと言って、調べようともしない人。群れる人。仲間はずれにする人。でも、都合がいいから利用しようと連絡してくる人。キープしておこうと、こちらの都合も考えずに誘い込もうとする人。
これを考えると、疲れないことがある。
昔音楽を聴こうとしたら、大きなステレオが必要だった。今は手のひらに隠れるiPod。どうしてそうなったかって言うと、必要な機能を一つの回路の単位にまとめて、それをICという集積回路の小さなチップにしたから。その都度配線をする必要がなくなった。写真技術の発達で、どんどん小さな電子回路になったから。
うまく奥さんを教育しようと思ったこともないな。家事に参加してもらうように、うまくだんなさんを教育しようと思ったことはあるのかな。
それまでは自分のために時間を使っていた。人のために時間を使うよりも、自分のために時間を使うのが得だと思った。
「悪いことをすると地獄に落ちるよ」
やはり「Web進化論」に出ていた。
「Web進化論」に出ていた。
やらされてできたことは、あまり自分に達成感がない。だから未来の力にならない。
24時間仕事のことが頭から離れないのはベンチャーとしては当たり前。
大きな音が恐かった君。裏を返せば、外部からの信号を敏感に受け取ることができる。
家族は両親がいて、その両親にも両親がいる。ずっと先祖代々DNAが継がれている。つまり、今あるのは祖先のおかげ。それを次世代に継いで行く責任がある。
何のためにやるのか、得たいと思う結果を意識して行動を選ぶ。お金の使い方を選ぶ。
誰が何に対して責任を持つのか。
憧れが原動力。
ヨセフは大人で言えば「2度倒産を経験した社長」と同じショックを受けているわけ。
お父さんの仕事は、お客さんの気がついていない便利さを形にして売ること。
お父さんの理想の方程式。
ヨセフが小さいころよく言っていた言葉。
この頃初めて訪れる国にひとりで来て、初めて訪問する会社の人と話をすることが多くなった。行商人みたいだ。
何に貢献できるか考えたいなんてレベルの話ではない。
ある経営者の言葉。
食事でも勉強でも仕事でも、消化不良がいけない。
一歩踏み出したほうが楽。いろいろ悩んでいるより。
自分ひとりのことならいいけど、自分ではどうにもならないことがまわりに起こることがある。
今ブダペストに仕事でひとりで来ているわけなんだけど、なんか不思議な感じ。
偏差値で自分を決めてしまう。挫折感の多い人が圧倒的に多くなる。
人間ってびみょー。
束ねる仕事はエネルギーが要る。
小さな娘の手を引くお父さんの姿を公園などで見かけると、胸がきゅんとなる。
メーリングリストから知ったすごい人。以下抜粋。
バルセロナでサクラダファミリアの彫刻を作っている外尾さん。
MBTIモデルというのを知っているかい?自分のタイプを知る、相手のタイプを知るのにいいよ。お父さんとヨセフのタイプは違うかなということから、興味を持ったんだ。
お父さんの考えをブログに書くことによって、お父さん自身、もやもやっとしていた自分の考えを体系的にしている。
お父さん的にはまず、大学は実践に役立つ技術を身につけるところだという認識を持ってほしい。もしも文科系を選ぶなら、フィールド調査のある学科、たとえば考古学や民俗学が絶対いい。理由はインターネットの時代、ますます現場を観察して手を動かし、調査する人材と経験が企業にも貴重になるから。考古学や民俗学はビジネスにも通じる考え方と調査の方法、実行力を身につける宝庫。
受験勉強。いくら予備校に行っても消化不良。追いつけない感覚。いっそ問題と答えを丸暗記すればいいかと考えるが、次のテストでまた挫折感。新しい分野の問題が出てくるから。追いかけっこだ。
今のままではだめだ。家庭や事業を守りきれない。だが何をとって何を捨てるのか、判断がつかない状況は苦しい。
途上国の現場に住んでボランティアや民俗学調査をやりながら、インターネットを通して勉強できる大学で、「どうしたらいい世の中に出来るか」「自分は好きなことを仕事にして、この現場の幸せにどう貢献できるか」ということを実践することができれば、最高の青春だと思う。
話し合える相手か。
インターネットの時代は「個の連鎖」の時代だろう。
ひとつひとつ執念でつぶしていくしかないんだけれど、自分で自分に課した課題に答えていくって、ため息が出る作業。
本を読んでいて、自分ならどう考えるかを本の空いているところに書き込んだりする。
小学校のころ、うちに応接間があった。ソファーのある応接間。
ベンチャー企業の仕事は、思ったとおり売り上げが上がらないことが普通。
グーグルのトップページは、記入をする枠がひとつのシンプルなもの。これが考えれば考えるほどとてもよくできている。
お父さんの好きな場所のひとつに「美女林」がある。越後湯沢の近く。ブナの林だ。
問題だと思うことも、成功したと思うことも、程度で決まる。天国へ行くか、地獄に行くかは、ある程度を境にしているわけだ。
イギリスのリチャード・ブロンソンというバージン航空の社長が、気球で南極に行ったり、山登ったりの冒険をするという話を聞いた。
ルカもヨセフもクララも、
リーダーの役割。
新聞や雑誌、ニュースを見すぎると、「考えて無くても意見は持つ人」になってしまう。 酒飲んで酔っ払ってくだをまいている人も「意見は持っている」といえる。
なんだったっけ、感動したのにわすれちゃった。
ユースホステルを使って若いときに旅をした良さ。それはスタンプラリーのように
なんとなくいいアイデアが浮かぶ。なんかすごいことをやれそうな気がする。
マッキンゼーと言うすばらしい会社がある。
「話しかけて無視されたり、変なやつだと思われたり、気まずかったらどうしよう。」
夢は枯野を駆け巡る・・・
お年頃になると、男の子も鏡の前でずーっとヘアスタイルをいじっている。彼女が出来るようにとか、かっこよくなりたいとか、仲間にばかにされたくないとか。
お父さんも一緒に仕事をしたい人がいる。発想豊かで、思いもよらない方法で事業を展開していて、俺についてこい的なカリスマと言うより、さらっと場を作って進めてしまう。そんな会社をやっている人がいる。いろいろ持っている引き出し。お父さんより10歳くらいは若い人だけど、その人から勉強したいことがたくさんある。
磨いて磨いてゆくと、最初の根っこは離れてしまう。
いろんな可能性や選択肢があると思っている若い頃は、アフリカの現実を見るなどのショックを受けないと使命なんて考えないかもしれない。使命って考えたとき、その長く遠い道のりを想像してしまう。そして同時にいろいろな選択肢を捨てることになる気がする。分かれ道が目の前にあって、どっちに進むか決めるような気分。まわりを見ると現実はそんなオーバーなものではなく、ちょっとしたきっかけでその方向に回り道しながら、だんだん近づいていくと言うのが多いのだろう。
はじめの一歩をふみだす、いきなりドカンと何かやるのではなく、助走をつける、テレビの待機電力のように小さな動きを習慣化する。
海外のビジネスパートナーと協力関係を築くとき、あわよくば売ってもらおうと言う他力本願の気持ちを持ったらいけない。自力本願で行かなくちゃ。
写真やビデオで君たちの小さい頃の家族の風景をたくさん残した。
ヨセフはフィリピンに行って変わった。
レストランを選ぶとき、インターネットでもなく雑誌でもなく、お父さんは自分と「おいしい」と思う感覚が同じ人のアドバイスを選ぶ。はずれない。
芸術系の成功者(とがった人)のたどるパターンに3つのフェーズがある。
ニューヨークでもう一つ上を目指すクララ。教えてもらうだけでなく、クラスにもたらすものを磨く必要がある。生徒の視線だけでなく、お客さんや、先生の立場だったらどう思うか、これを考えること。Jazzの話、以前したよね。作る立場でいるから楽しめる。
クララの新しい学校選び。すばらしい。
ルカのこの武器に対して、どう対処するかが最近の課題。
今は君たちが子どもで、僕がお父さん。