お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Tuesday, May 27, 2008

偽善っぽい

何もないところから形あるものを作り、見も知らないお客さんという人たちに製品やサービスを喜ばれ、その証拠にお金をもらえる。
過程を楽しむ。年取ってふりかえってみたとき、「あの会社にいたんだよ」って誇りに思える瞬間が待っている。そう考えただけでわくわくする。
いろいろあった困難。
でも何とかやってこれた。
困難に一緒に立ち向かうときの尊敬できる仲間たちとの物語。
幸せも犠牲にしていないし、派手なこともしていないし、いつも周りにいた人のおかげだと控えめに言える。そして心は自由を保っている。誰にも負い目はない。

自分が楽しみ、自分の可能性が引き出され、次の投資のための安くはない金額ももらえて、その上で買った人に喜ばれる。何も犠牲にしていない。
これって、理想だよね。
努力も苦しい努力と感じない。
人のために役に立つと言っても、充分な収入も得ることが出来る。

よく「人のために」というと、「お金を稼ぐことも悪、その金も貧しい人に差し出さないと偽善だ」という「きれいごと」論をいう人もいるけど、何もだましたり銃を突きつけてお金を払わせているわけではないなら、やっかみとしか思えない。
そういう人を同じ理想のバス(またはボート)に乗せたら、頑張る人の足を引っ張るだけ。
残念ながら、まわりにもいるよね。
距離を保つしかない。

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