お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Sunday, May 25, 2008

「かたづける」と「しきい値」と「問題」

「かたづける」とは、しきい値をこえたところ(レベル)までやるということ。
問題とはあるレベルに達していないことをいうということ。
このふたつをよく理解したほうがいい。
あるレベルを超えたら「かたがついた」と感じる状態。超えてなかったら「問題あり」と感じる状態。

たとえば部屋の片付けが出来ない人。このくらいに片付けようという判断基準がないか、高すぎる。判断基準がしきい値。「今日は時間がないから、床に落ちているものだけ拾おう」「今日はDVDだけ整理しよう」などと考えることが出来る人は、ちゃんとしたしきい値を設定できる人。
現状は、床に物が散らかっているレベルだから「問題だ」と考え、片付けたい(問題を解決したい)と思うわけ。そのときのしきい値は「床に物が散らかっていない状態」。そこを超えて、何もなければ問題解決。たとえ机の上はごちゃごちゃでも、一つ問題解決で満足感発生。こんな感じ。

自分の基準がしきい値をつくる。だから「この程度にはなりたい」という「具体的な理想」「やりたいこと」「意思」のない人は、いつも不満。
自分の頭で考えてない人。自分の足で動き出してない人。
幸せになれない人。階段を飛び越そうとする人。ここまで出来たら今は満足というものがないから、永遠に不満。
うつになりやすい人。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home