お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Saturday, May 24, 2008

命がけで

24時間仕事のことが頭から離れないのはベンチャーとしては当たり前。
お金や時間を費やしてインプットしたことに対して、売れて次の開発費が出る流れを企画することも当たり前。
ちょっとしたアイデアだけで、現実は売れるなんてことはない。
幾度も状況に応じて企画を軌道修正。
基本的には、他の人のものを右から左へ売るということだと、うまくいく確率は低い。在庫の山で終わる。

誰にとっての価値か。「いいね」だけではなく、お金を出してもらえる価値か、広く続けられる流れを作れるものか。
自己満足とか、趣味とか、他の人がお金を払ってくれるという行為の伴わないものに終わらないためには、「命がけ」と言ってもいいくらいの執念が必要なんだ。深く考え続け、軌道を修正し続ける。それにもまして「どういう価値を提供したい」というこだわりがないと、在庫の山で終わるけどね。

「バリューを出せ」って、相手あってのこと。
習っている先生は相手ではない。見て満足してくれてお金を払ってくれて、そのお金でさらに自分を磨いていいバリューを造り、また来てもらえる相手。
学んでいるときから、そこを見つめての執念でないと。

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