ユースホステルは連鎖があった
ユースホステルを使って若いときに旅をした良さ。それはスタンプラリーのように
「今度はここに行ってみよう」
という連鎖があったから。
行くとそこで出会った人に別の場所の魅力を聞く。ユースにいる同年代のヘルパーやペアレントさんからは、そこ周辺の魅力を教えてもらう。
始めて出会った人と一緒にそこを探検したり、人の話にあこがれて次の目的地を決めたり。同じ旅人。一期一会。
もしもユースホステルが無かったら、観光ガイドブックで書いてあるとおり確かめに行って、写真を撮って終わり。記憶からもすぐに消えただろうし、発展も無かっただろう。
今はインターネット上のSNSなどに、似たような連鎖が見られる。
だけどお父さんは現場を見る、全身に受けるリアルのインパクトが貴重だと思う。自分で運命を切り開く力をそこで育ててもらったから。
あの全国のユースが載っている「ユースホステルハンドブック」と、訪問したユースでオリジナルのはんこを押してもらえる会員証兼スタンプ帳。あのツールは日本独自のものだったのかなあ。振り返れば、あれがすばらしい役割を果たしたと思っている。
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