お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Sunday, May 11, 2008

リスクをとらないだけ

「話しかけて無視されたり、変なやつだと思われたり、気まずかったらどうしよう。」
こう思う気持ちは誰にでもある。自分が変に見られるんじゃないかと思う。リスクだ。

リスクには必ず範囲があるということを知ってほしい。
たとえば、ケース1:
ブログを読んでくれた君にお礼として500円あげよう。もしコインを投げて裏が出たら0円、表が出たら1000円というのも選べる。そのまま500円もらうか、コイントスをするほうを選ぶか(2分の1の確率で1000円になるよ)、君だったらどっちを選ぶ?

それでは、ケース2:
お父さんは君を愛しているから1億円あげよう。もしコインを投げて裏が出たら0円。表が出たら2億円に増額しよう。君ならそのまま1億円もらうか、コイントスをするほうを選ぶか。

コイントスは2分の1の確率。0円と2億円を平均すればそのままもらうのと同額。
どうだい?

どのくらいの範囲のリスクをとるか、切り分けて考えてほしい。 500円と1億円を一緒にしていない?
なかなか話しかけられない人は安全志向なだけ。ちっともおかしくない。
一つ言わせてもらえば、そのリスクが自分の人生や夢に脅威を与える範囲かどうか。それをしないことでもっと大きなリスクがやってくるかどうか。

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