お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Wednesday, May 28, 2008

子どもでも理想のボートに乗せない

頑張る人の足を引っ張るのなら、自分の子どもでも理想のボートに乗せない。
そして他にもボートがある。
家族でも同じボートに乗れないことがある。

それでは理想のボートが会社ではなく、理想の家族というボートならどうか。一緒に力をあわせて漕がないならどうするか。
それは漕がないのか、漕げないのか。

お父さんのやっていることは、子どもたちを人のボートに移すこと。
そこの容赦のない船長は、子どもをボートから降ろすかもしれない。その判断はお父さんがするのではない。世間がするのだ。
その危機感の中で、子どもたちは目覚めるかどうかだ。

もしそこでもボートから下ろされ、ひとりで漂流してしまったらどうするか。
お父さんは考えて、子どもを移すボートを選んでいる。もしそうなったら回収しに行って、違うボートを探すだろう。すぐには家族のボートに戻さない。でも、いつもどうしているかは見守っている。

またみんなが家族のボートに乗ることもあるだろう。立派な漕ぎ手になって。でもそれはずっと続くわけではない。その時にはもう、君たちは自分のボートを作ることが先なのだ。

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