追求しつづけ世界に出るまで
お父さんが今やろうとしていることは世界が相手。大手の会社もやれることだし、小さな会社が踏み込む分野ではないかもしれない。でもやってみたい。
売れるか不安だけど、はじめから世界を相手にやってみたい。
もう歳だし、若いときに世界中で経験した、物語のような自分にもどってみたいなと考えたんだ。
ITの経験を生かし、世界に受け入れられるかを見るのも楽しい。商売を通して、眼鏡屋さんみたいに、アフリカのこどもになにかできたら。
夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。
お父さんが今やろうとしていることは世界が相手。大手の会社もやれることだし、小さな会社が踏み込む分野ではないかもしれない。でもやってみたい。
夢中になれるものを探すということかな。限界が見えてきても視点を変えれば、夢中になってやってきたことがまた生きてくる。
苦しい練習のさなか、いかに苦しそうにするかで、腕立て伏せの回数を少なくごまかしたり、厳しい先輩の相手をしなくて済むように目を付けられない演技力。研究したなあ。でも逆に先輩になると、後輩の演技がよくわかる。これじゃ見破られて勝てないよな。
小学校の頃、近所の家の庭にあった小さな池でやごを見つけた。飼っていたらどんどん大きくなってきた。水から出ようとしたので、いちごパックにいれてガーゼでふたをし、教室に持っていった。そうしたら授業中に脱皮、ギンヤンマになった。こんな身近にいるとは、驚きだった。それは田舎で偶然、弟の振り回した網にぶつかって死んだギンヤンマを見て以来、初めてのことだった。
ヨセフはElearningでCGを習っている。はまっているね。
大学に入って、テニス部に入った。あこがれだった。
オーナー企業の場合、会社の後継ぎは息子がやるという風に見られる。事実、中小になかなか人はこないし、銀行などは担保の問題からも「会社=オーナー」と見られる。
マリアはルカについて心配しているところが3つある。
特に雨の夜は横断中の人が見えない。危ない。
何かを集めるのは、お金と時間と情報収集の熱意と整理整頓が必要。お父さんも切手、酒ぶた、はと、プラモデル、レコードを集めたことがあった。
つまり、没頭する時間を習慣として持つようにすること。
ひょんなことで、ずいぶん感謝されることがある。うれしい出来事だが、逆にどうしても世話になりっぱなしの人もいる。なかなかその人に恩返しできない。
たまたまその日に同じ宿に泊まったという縁。見ず知らずの、全国から集まった、ただ旅の好きな同年代の若者。もう2度と会わない人がほとんどだろう。
お父さんがいろいろ旅をした理由。
昔のことだけど、役に立つといいな。お父さんの経験談。
いろんなアイデアは沸いてくる。具体的にするのがしんどい。
本を読みなさいとよく言われるけど、読みすぎると自分で書くことが出来なくなる。読んで刺激を受けたら、自分の体験を思い出して自分の言葉で書く。食べたら動くとか、出すみたいに。
「今日の純情きらりはどんな話だった?」
どこまで手を貸せば君たちのためになるのか?
月3万円台から1万6千円、8千円台へと携帯料金が減ってきた。遅ればせながら導入したリミットで、半月近く電話を止められたことも経験した。今はお父さんにはワン切り。電話は自分の携帯からでなく、家の電話を使い、極力通話を減らしている君。パケットは相変わらず40万パケット台と信じられないものだが、毎日料金チェック。
クララへ
短い考えを書いてきたが、次のステップも考えてみたい。それは実話とか物語を書いてゆくこと。説得力もあるし、残しておきたいこと。
考え方を深めるには、他の人の見方を聞かなくては。対話がそれを深めてくれる。酒の席で、講釈ぶっても進歩がない。お父さんにとって、マリアは貴重な存在。深める対話をしてくれる相手。
「思い出すこととひらめきは似ている」とソニープラザの展示にあった。似たようなものを思い出そうとするプロセスは、ひらめくプロセスと同じだという。また、ど忘れしたことを一生懸命思い出そうとするのは、ひらめきを得ようとするのと同じ。創造的な頭の使い方というわけだ。
水は高いところから低いところに流れる。仕組み、つまり運営のルールを作るときは、自然に逆らわない仕組みが一番実行されやすい。たくさんの人との共同作業が必要なら、仕組みは必要だ。いろんな違った背景を持つ人が一緒ならなおさらだ。もし一時的に出来ても続かないとしたら、この原則を見直そう。
自分の心の声を聞け。
見積書を持っていった会社で、受付に出てきた女性に「総務部長さんいらっしゃいますか」とたずねた。一度訪問した会社だ。その女性はお父さんの名前を覚えていてくれた。
仕事の関係でお金を払って、お父さんが仕事をお願いする場合でも、相手から返事が無いときもある。いつもすぐに連絡の返事がくるわけではない。すぐに返事をするということは、それだけ努力が必要なことだ。やっていることを中止して、すぐに返事をしなくてはならないからね。
ルカがいった。マザーテレサの言葉「愛の反対は憎悪でなくて無視だ」を話題にしたとき、「偉い人の言うことはちょっと違うよね」
絵の展示会で、出品した自分の作品を買ってくれた人がいたというお話。それも見ず知らずの人だったということがポイント。義理でもなく、純粋に、作品自体の魅力にお金を払ってくれたということ。これはうれしい。
クララへ
アフリカでそろばん教室をやろうと思ったことがある。でも、お父さん自身がそろばんできなかったので、実現しなかった。
ラジオで言っていたが、ワタミの社長は手帳のカレンダーにぎっしり予定を書くそうだ。いつまでに夢を実現しようと考え、カレンダーに書き込む。30分単位だそうだ。
暴力教師と調教。
おばあさんがものを売りつけられてしまう。だけど自分が悪いんだと泣き寝入りしてしまう。そんな勧誘や販売が横行している。いろいろきれいなパンフレットだけはそろえて、システムがどうのこうの言うけど。
物事が進むときはパタパタ進んで、予定に追われる。物事が進まないときはなんかサボっているみたいだけれど、もっと考えて計画立てて、いろいろ調べなきゃいけない時期。
ベリースペシャルタイム。とっておきの時間。特別のおもてなし。ディズニーランドや外国のマンガでよく聴く言葉。
おばあちゃんのお姉さんに会いに行って、おばあちゃんと一緒に車で温泉へ連れて行った。認知症でホームに入っているおばあちゃんのお姉さん。「じわじわとうれしさがこみ上げてきた」と、何度もお礼を言われた。そして、お姉さんと会いたかったおばあちゃんにも喜んでもらえた。
昨日ルカに言われたんだけど、家族会議に代表されるように「やろう」といったそのときだけということが多い。続かない。理由としてみんなが集まらない、やる気ないなどがあった。
プログラムのアイデアを考えている時間は、たとえて言うと釣りをしているときのようだ。急に潮の具合で魚がつれ始めるときもあれば、まるでだめなときもある。アイデアも同じ。時間をもらって一生懸命アイデアを出そうと思っても、一向に出てこないときも多い。
アルバイト制だった君たちの収入源を、月ぎめのお小遣いに変更する。結局、家のお手伝いアルバイトがいろいろあっても、やらなかったね。家族の中のことでは、アルバイトといっても緊張感が薄かったかな。
ルカへ
ヨセフが小さい頃に言ったこと。
本で読んで共感した。こんな人になろう。
クララへ
ヨセフへ
こんな人になれたらなあ。お父さんにも憧れる人がいる。本でその人の考えに触れるだけではもの足らず、会いに行ったり、その人の主催する新規事業コンテストにも参加した。
ヨセフへ。
テレビで政治家がマザーテレサの言葉を引用していた。「愛の反対は無関心」
訓練と教育は、自分で自由に設計して作り出すことが目的の練習だ。
続けることで、経験のなかったことも本物になってゆく。富士メガネという眼鏡屋さんのお話。
お母さんは育児日記をつけていた。クララがお嫁に行くときに渡そうと思ったのかな。ヨセフの小さい頃も。ルカの小さいことは時間がなかったようだ。
「ちょっとコップとって。おねがい。100円あげるから。」
「これで言うのは最後だぞ」といってもゲームを続けるルカに、お父さんはきれて背中を蹴ってしまった。人の話をきいてんのか、こら!大人をおちょくるのもいい加減にしろ!
実はこれは、会社に入って一番大切な能力である「問題解決法」と同じ流れなんだ。だからこの流れ(まとめ方の手順)を知っていると大人になっても役に立つし、いつもこの流れに照らし合わせて物事を考える癖をつければこわいものなしだ。
子ども達はなるべくよその家に泊まらせてもらうのがいい。他の家庭の様子を知ることは大切だ。考えてみればお父さんも、夏休みや春休みに田舎に泊まることが、どれほどいい経験になったか。
フランスとドイツで、共同で歴史教科書を作ったと、朝のラジオで言っていた。フランスとドイツはプロシャの時代から戦争ばかり。でも第2次世界大戦後にドイツがナチの行いを謝罪し、フランスがそれを受け入れてからこのプロジェクトがスタートしたということだ。