会社の跡継ぎ
オーナー企業の場合、会社の後継ぎは息子がやるという風に見られる。事実、中小になかなか人はこないし、銀行などは担保の問題からも「会社=オーナー」と見られる。
でもね、産業が突然死する時代だ。後継ぎというよりも、チャレンジする気持ちだけを継いで欲しい。そして今お父さんのやっていることにとらわれず、その時代にあった、世の中に価値のあることにチャレンジして欲しい。会社を継ぐなんてちっぽけなことを思うな。それに守りの気持ちじゃ、産業突然死の時代は生きてゆけない。
会社をやることでなくてもいい。あこがれることに価値観を感じて欲しい。
会社を継ぐんだと思っていると、守りの気持ちが自分を縛ってしまう。君の人生にくいが残るようなレールを、お父さんは敷きたくない。全くの白いキャンパスに、自分の形にしたい夢を描いていって欲しい。だからヨセフやルカには会社を継がせるつもりはない。チャレンジするのに役立つ、事例を残したい。お父さん自身でやってみることだ。
もし会社を大きく出来たとしても、たとえば上場できたら会社は社会のもの。価値ある会社は子どもと一緒で親から離れる。独り立ちさせるのが親、つまり経営者の仕事だ。
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