ホリエモンがなんでたたかれるのか
「ちょっとコップとって。おねがい。100円あげるから。」
もしこれが口癖になっていたとしたら、ホリエモンと同じ。友情は友情で返す。愛は愛で返す。お金はお金で返す。混ぜるな危険!
君が誰かを好きになったとき、「家まで送ってあげるよ」と一緒に家まで行ったとする。一緒にいてしゃべりながら楽しい帰り道を過ごすわけだ。家に着いて「ありがとう。じゃ100円。バイバイ」といわれたら・・好意に対してお金払って終わりという感じはいやだよね。もしその女の子が「別に、送ってもらったお礼だから」と悪気なく言ったとしたら、デリカシーがないんじゃないのと、急にきらいになっちゃうかも。そういう人だと、ちょっと何かしてもらったら「1000円くれ。当然でしょ」といわれる不安がでるよね。すぐ離婚、慰謝料でどろどろにもめる・・なんてね。
お金を稼ぐ大変さを知るために小遣い制をやめた。お手伝いも何もしないで、毎月こづかいはもらえないということを通して、お金の価値を知ってもらいたかった。
だけど同時に「混ぜるな危険!」という、お金と気持ちの問題も整理して理解しよう。
それから、世の中みなお金を持ってる人ばかりではない。
小さいときはみんな、お金を払う必要がない範囲のことで付き合うから楽しい。大人になってそう思うはず。大きくなって飲みに行こうと言われても、お金が無いこともあるし、一生懸命ためている途中なのに「付き合い悪いな」なんて言われて、毎日無駄なお金を使わされるのもくやしい。断る勇気が無かったら君の夢もどこかにいってしまうし、「付き合い悪いな」といってる何人かと同じように、まただれかの夢を壊す側になってしまう。被害者がいつのまにか加害者だ。
「このぐらいかかるけど、いっしょに水族館に行く?」と聞いてあげる子になってくれ。
高級なすし屋や飲み屋みたいに、あとで「3万円です」と言われるより、一皿100円とはじめからわかる回転寿司になってくれ。
稼ぐことと同時に小遣い帖つけて、予算を立てられる子になってくれ。
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