あと30分
大津波警報の出た三陸沖に津波が到達するまであと30分となった。
夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。
大津波警報の出た三陸沖に津波が到達するまであと30分となった。
昔台風が来るというと、雨戸を閉め、ろうそくを用意し、ラジオを机において「ヒューヒュー」という風の音を聞きながら不安な夜を過ごした。
スリランカやインド、中国などの海外で交渉したり、されたりするときに感じる瞬間がある。
なかなか宿題をはじめられない、仕事に手をつけられない。こんな経験ってあるよね。やっていることを切り替えるのは、結構エネルギーがいる。ストレスになる。だけどもたもたしていると「なにやってるの」と怒られたり、期限がせまってもっと苦しくなる。いやだね、ほんと。
人間弱いし、先輩とか紹介された人にも義理があって流されるし、だまされても自分が悪いと思ってしまったり、自分のした約束は守りたいと「泥棒に追い銭」状態になることがある。
結局は経験しないとわからない。
どの部門に就職したい?
世の中、人のふんどしで勝負しようという人が多い。
お父さんの北海道の友達も言ってた。
休日に家にいるときにかかってくる電話は売り込みの電話ばかり。
渋滞は流れの詰まり。もっとも有効な渋滞対策は「車間距離を空ける」
みんなが車間を一定に保って走行することだそうだ。
お父さんは学校の勉強以上に、我が家の子供たちには身に着けてほしい8つのことがある。
前人未到の荒野を行く人は、水先案内人も自分で探さなければいけない。
お父さんが仕事を始めたころ、業者さんのオーダーで形や種類が決まる製品を扱っていた。自分で作るのではなく、オーダーが入ったら仕入先工場に注文するという商社の仕事だった。
土俵と稽古場、まはた試合と練習という言い方でもいいかもしれないが、さてどちらが相手を見ることに重点があるでしょうか。
まわりには人がいるんだけど、干渉されず、静かでいられる空間は考え事に集中できる。
かっこよくなりたい、魅力的になりたいと思ったらいい方法がある。
今までの相手とのやり取りの経緯を、お客さんがその都度いちいち説明しなくても、スタッフみんなが知っている。例えば好みとか、大切に思っていることとか。
自分の自由にならないのは「相手のあること」
お父さんの少人数の会社でも、お客さんから「もう頼んであったものは出来た?」って電話をもらう。電話を受けたおばちゃんはわからなくて、すぐ答えられないことが多かった。だから「カンバン方式」を取り入れた。
たいていの場合、持ってるものを処分しなければいけない。誰かに買ってもらわなければいけない。つまり相手のあることだから難しい。
iPhoneを持っていて、Gmailのカレンダーにスケジュールをつけている。昔は手帳を持ち歩いてスケジュールを管理していたがよく家に置き忘れる。そのとき発生した予定はなかったことになる。電子手帳も同じ。だからスケジュールの置き場はいつでも手元に持ってこれるWeb上。
「お父さんからの伝言」に載せたブログの文章、ちょうど900タイトルを超えた。その間約3年半。よくぞこんなにたまったものだ。
寒波が来て、奥会津は大雪だろう。
問題にぶつかったとき、解決策を聞くことが出来るのはラッキー。
ほんとうは似て非なるものを「できるはずだ」と一生懸命あれこれと組み合わせてみて、結局はうまくいかないことはよくあった。お父さんの場合、昔パソコンにいろんな機能をつけたくて、売っている周辺機器をつなげようとしてうまくいかなかったこと。
あの小さな箱の中で、どれだけのことが起こっているのか理解していない。だから表面的なことから簡単に考えて「ああ、それならこれでできるはずだ」と思ってしまう。ところがうまくいかない。いろいろ試して時間ばかりたってゆく。だれも答えを知っている人はいない。いい加減な助言ばかり。
振り返ってみると、勉強や練習、仕事、話し合いや作品を創造するのも同じこと。確実に物事を整理して考えて、条件を確認して組み立てていくことが大切なんだなあ。
「なんだ、そんなの簡単だよ。いつでも出来るよ」
庭にプールを作るお父さんの心境、わかるなあ。
お父さん、今「ネットワークはなぜつながるのか」という本を読んでる。仕事で不思議な現象が起きたから。なんでそうなるんだろうと思って解決したいとき、知ってるつもりでも基礎が抜けている場合があるので、基礎の本に戻る。
禅は座禅するだけが修業じゃないって聞いたことがある。食事を作るのも、歩くのも、サーカスも、職人がひたすら仕事に打ち込むのも禅の修行。近寄りがたいオーラを発する行為が修行と言う解釈だ。
自分で努力すれば自分の意思で自由に出来ることと、相手の判断によって決まり自分の意思で自由にならないこと。
わからないことがあったら専門家に聞けばいいと簡単に考えるかもしれないけど、何でもすべてわかる専門家はいない。ついスーパーマンに出会ったと思って気持ち的に頼り切ってしまうが、相手もちょっとある分野の経験を持つ普通の人だと思えばいい。これは重要なポイントだよ。それから詐欺に引っかかるのも、同じポイントを注意することで避けられる。
たとえ専門家相手に話をするとしても、少なくともやってほしいことの具体的な分解をしなければいけない。そうでないと「売り上げを上げろ」「なぜ目標に届かないんだ」とはっぱをかけるだけの上司と同じ。
お父さんは2つの経験でこのことに気がついたんだ。ひとつは海外の技術者とのメールのやり取り。もうひとつはおじいちゃんたちの旅行の案内(企画~ナビゲーター)で。