お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Saturday, February 27, 2010

なぜローテクを使うのか

構想するときは紙と鉛筆。なぜだろうと自分でも不思議に思っていた。感じていたことは、思いついたイメージをペンでコンピューターに書こうとしたら、アプリを立ち上げたり保存したり、ひと工程余分に手間がかかること。それに、前をぱらぱらめくってゆけないこと。

もうひとつ、ある人の言葉に「PCは人間の注意を散漫にさせる特徴がある」とあった。これは奇才のSF作家:コリイ・ドクトロウ氏のインタビューにあった言葉。
集中力を求められる構想中には、たぶんPCは使い勝手が悪いのだろう。
紙と鉛筆で頭の中のイメージを書き写す。そう、書き出すというより書き写す感じ。これを見ることにより、さらに触発されるアイデアが生まれるんだ。こんな空間的な広がりの連鎖。それをまたすかさず紙に書き込んでゆく。

じゃ、なぜブログに文書を書くことはPCのほうがいいのかな。
たぶん文章は空間的な広がりを写すことではなく、シーケンス(順番に並べるもの)だからだろう。
ブログを書いていても、よく読み直して修正する。言葉のイメージとロジックがあっているかどうか考える。
使うのは左脳かな。それにはPCのほうが使いやすい。

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