お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Saturday, February 27, 2010

巣立ってゆく君たちに身に着けてほしい8つのこと

お父さんは学校の勉強以上に、我が家の子供たちには身に着けてほしい8つのことがある。


◆自分の言葉で話す習慣
人の受け売りも、自分の経験と照らし合わせて自分の言葉で話す。何かの例にたとえるとき、自分のまわりのことにたとえて話す。たとえば落語で長屋のくまさんはっつあんがご隠居と話すように。
いろんなできごとを身近な他の事象にたとえてみて、ブログに書くことが具体的な訓練法。
◆「そう考えた理由はなぜ」「なぜならば」と自分でいつも問答する習慣
うまくいかなくても、前提条件や、考えの分岐点までもどって修正できる。問題を解決する助けになる。ロジカルシンキングとも言われている。
お父さんのマイブックにすぐメモする習慣は具体的な訓練法。なぜ?なぜならばの絵がいっぱい書かれている。
◆事実を理由に付け加える習慣
「どうしてそうかんがえたか」「なぜそうしてほしいか」の理由に具体的な事例を一緒に付け加える。「みんな持ってるからほしい」「前からやりたかったから」みたいな考えを排して、「こういうことがあったから、この機能が必要だと思った」といつも言える様にする。的確なアドバイスももらえるようになる。
その件にかかわっていない人へ、物語のように話してみることが具体的な訓練法。
◆変曲点をいつも注意してみる習慣
風がどこで変わったかを感じる嗅覚。プロ必須の条件。
かたづける、記録する、日記をつけることなどが具体的な訓練法。
◆方向性を決める習慣
どの分野を掘ればいいか感じる臭覚。考え抜いた結果なら自信が深まるし、飛び込む勇気も出る。
観光ガイド、デートの企画など、人を案内することが具体的な訓練法。
◆お客様に喜ばれる感動
受け入れられる、満足してもらう喜び。あらたな努力をする力になる。
誕生日プレゼントを選んだり、作品を作り発表するのが具体的な訓練法。
◆あちらの世界の仕組みを知る武器
あちらの世界とはインターネットを通じた世界であり、英語を通じて接する異文化の世界
異文化に飛び込むには丸腰では不安なので、理解のための語学の習得と、ITの仕組みを知る必要がある。
まずは旅してみること。列車や飛行機で隣に座った人に、ちょっと話しかけてみること。その土地に住んでみること。日本人以外の人と一緒に創作する仕事してみること。異文化を意識して構想したホームページを作ってみることなどが具体的な訓練法。
◆車間を空けて運転する習慣
車だけでなく、急加速や急停車をせず、ペースを保ち人生を歩んでゆくことで、いちばん価値ある場所にたどりつく。緊急事態に対処するゆとりも、何が起こるかわからない世の中では大切なこと。

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