津波の記憶
大津波警報3mと放送されている。
これを具体的に「どういう影響が身の回りに出るか」とか、「何をすればいいのか」などに読み替える必要があるが、その想像力、情報の活用力は大丈夫か。せっかくの警報だ。一番大切なのは人が逃げて助かれば、あとは何とかなるということだが。
昔の汲み取り式トイレが部屋中にあふれて、掃除が大変だったそうだ。
仙台の知人は津波を経験したとき、塩釜の湾から水が引き空っぽになって、そのあと一気に水が押し寄せてきたといっていた。
今日も津波の警報が出ているけど、身近な人から聞いた経験談はよりリアルだ。
船を持っている人はどうするのだろう。
家から遠くのヨットハーバーに船を泊めている人はどうするんだろう。
コンテナはプカプカ浮いてくずれないかな。
海岸に近いところにとめてあるも水に沈むだろう。
ガソリンスタンドの地中タンクは浮いてくるのだろうか。
水が押し寄せる前に潮は引くのだろうか。
今日の満潮は何時だろうか(大潮と津波到達予想時間が重なるそうだ)。
一人暮らしのお年よりはだれが避難させるのだろうか。
地下の機械室に水が入らないだろうか。
なぜ三陸だけ大津波警報なのだろうか。
流氷のオホーツク海は氷が押し寄せてくるのだろうか。
東京湾横断道路のトンネルは水浸しにならないのだろうか。
徳島空港の滑走路は閉鎖にならないのだろうか。
海岸の工事現場で材料や重機が流されないだろうか。
木材やいろんなものが流れてきて、道路が閉鎖されないだろうか。
自分の家は海面から何メートルってみんな知ってるのだろうか。
電線や電話線は大丈夫だろうか。
1階の電気製品を2階に持っていくのだろうか。
自動車並みのスピードで押し寄せてくるって、どんな感じなのだろうか。
海岸沿いの2階建の家の人は、高台へ避難するのだろうか。
海岸沿いのコンビには店を閉めるのだろうか。
車で逃げる人は渋滞して間に合わないのだろうか。
海岸沿いの有料道路は通行止めになるのだろうか。
川の水位も逆流して上がるのだろうか。
地震より何倍もの広い範囲に影響が及ぶ津波。大変なことだ。
昨年11月からつい最近まで、石川県、福井県、新潟県あたりで深海魚が流れ着いていた。リュウグウノツカイのような大きなやつ。昨日ニュースでやっていたけど、チリの地震を感じてたのかな。地球の裏側で。
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