お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Thursday, December 28, 2006

お母さんの添削代と同じベンチコート

お金の価値を考えてくれ。大切にしてくれ。

学校は世界一へ、手術はインドへ

勉強はインターネットを通じて世界一の授業を受ける。
手術はインドで安くて世界最高水準の技術とサービスを受ける。
いつまでもいい日本の大学がベストと思っていないかい?インドの病院なんて大丈夫だろうかなんて思っていないかい?
「受けてみたい授業」という番組は感心させられるよね。今いってる学校の先生の授業は比べてどうだい?
アメリカのITを支えているのがインド人技術者だって知っているかい。

商売は理想と現実のバランスとり

商売のすごいところは、自分のできることと持ってる物をすべて最大限に生かそうとする。理想も掲げるが、現実とのバランスをとってチャンスを生かす。そのバランス感覚だよね、難しいのは。

社会を支えるプロの仕事を知ろう

地味だけど、責任感と誇りをもって社会を支えている人たちがいる。そういう大人たちをかっこいいと思ってもらいたい。

くじゃくろばぞう

昔お父さんがインドへ行ったとき、道路で見た光景。踏み切り近くになると道が込んできた。車がけたたましくクラクションを鳴らす。あっちでもこっちでも。
乗っていたタクシーからふと道路を見ると、いるわいるわ、道路にあふれている。
人間、タクシー、自動車、トラック、軽三輪、大八車、自転車、くじゃく、ろば、うし、うま、ぞう、らくだ、にわとり、いぬ、やぎ、ひつじ。
列車が通るはるか前から遮断機が降りている。その間、みんなわれ先にと踏み切り近くへ行くものだから、小さな隙間でもぬって入ってくる。これがまた渋滞をひどくする。
すごい生存競争の国だ。

Wednesday, December 27, 2006

ハリーポッターもコーヒーを飲みながら

結局ひとりの頭の中に浮かんだ物語をうまく表現したから、メガヒット「ハリーポッター」は生まれた。コーヒーショップでコーヒーを飲みながら、作者の女性は原稿を書いたそうだ。
お父さんは小学生の頃、ひとりで応接間の長いすに寝そべりながら人形遊びをしたことがあった。男の子なので見られたら恥ずかしいのだが、(人形といっても)プラモデルのロボットを片手に空想の世界にふけっていたのだ。小学校の授業も同じように、先生の話す世界の中で空想にふけっているような記憶がある。こういう時間は今おもうと貴重だ。きっと頭の中が活性化していたんだろう。テレビゲームと違って、自由に自分のペースで世界が広がっていた。一種のイメージトレーニング、瞑想かもしれない。
おじいちゃんも昔、朝3時頃からおきて新聞を読んだり仕事の構想をしていた。仕事が伸びていた頃だ。
これがヒントとなって、お父さんのマイブックにメモする習慣やコーヒーショップでプレゼンテーションを作ることが始まったとおもう。マイブックにメモすれば、細切れに構想しても、すぐ続きに入れる。まとまった時間のとれない大人にとっては、細切れの時間をいかにうまく使うかが大事になってくる。
お父さんの頭の中の夢はうまく表現できて、構想が実現するだろうか。君達も頭の中の構想を膨らまし、表現できるといいと思う。

予習してる

ヨセフの通いだした英語の教室が面白いようだ。家で予習をしている姿をはじめてみた。
なにがこの変化を引き起こしたのか。ヨセフ自身も考えてみたほうがいい。

6.5

ヨセフの記念すべき数字。

クララが修正した年賀状写真

お父さんがやっと作った合成写真は、あっさりと否決されてしまった。品質が悪い、バランスが悪いとさんざんだった。さすがに根気の要る作業を続けた後だったので、お父さんも腐った。
後を引き継いだのがクララ。なんと、きれいに仕上げてしまった。
全部自分でやろうと思わないほうがいいね。人生バトンタッチだ。

フロリダから注文

会社で英語のホームページを作ってあったんだけど、フロリダから注文があった。
驚いたなあ。
中小企業でも世界を相手に売ることができるんだなあ。

クリスマスヤーター

クリスマス終わっちゃった。マラウイでの子ども達の言葉。
家で開いたクリスマス会に招待した子ども達は、今ごろどうしているのだろう。
クリスマスがだんだんわくわくするものでなくなってきたとマリアは言う。みんなが楽しみにしていないから。ピュアに喜ぶ子ども達が小さい頃の家族の姿が、だんだん遠ざかってゆく。だけど今まで思い出はさんざん作ってきた。
お父さんが結婚したとき、日曜日は子どもと遊びに行こうと思った。それが理想だった。小さい頃の日曜日、自分も両親につれられて川へきていた。土手に座って子ども達を見ている両親。石を投げたり、バッタを探したり。この家族の思い出が鮮明に残っていたのだ。
クリスマスは終わったけれど、クララやヨセフやルカが家庭を持ったときに、また火がともるンだろう。

上司はインド人

お父さんの上司はインド人だった。
休みの日は小さな2人の子どものいる家庭に呼んでくれた。奥さんの手料理はおいしかったなあ。
どんな国籍の人の下で働いても人に恵まれると楽しいよ。

Saturday, December 23, 2006

48歳からインスタントラーメン発明

すごいよなあ。48歳でインスタントラーメンを発明して、世界に広めた人がいる。普通50歳に近いともう仕事の成功は望めないとか、仕事のキャリアはあがりで趣味に生きようとか考える頃。成功しなかった人が大部分だからあきらめのころだよね。
お父さんは勇気をもらったよ。今年はまだやるよ。

ま、いっか

先生、受けたなあ。クララの小さいときの出来事。どうしてこんな言葉がでたんだろうね。

そういうこともあるよ

お父さんはなかなか仕事がうまくいかないなあ。
そうつぶやいたら「そういうこともあるよ」とルカに慰められた。

Monday, December 18, 2006

インフルエンザの恐怖

新型インフルエンザがもし現れたら、怖くて新宿なんかいけない。
お父さんの子どものころは、通勤地獄とか、交通地獄とか、コンクリートジャングルなんて言葉があったけど、今ではもうあまりにも普通の出来事で死語になってしまった。東京は確実に密集度が高くなってる。そんなところで強力な伝染力のある新型インフルエンザが広がったら、怖くて仕事にもいけない。
お父さんはビルの空調の設計もしたからわかるけど、必要最低限の空気交換しかやらない。そうでないと冷暖房コストがかかりすぎてしまうから。これではますます空気はわるくなる。
早くアイルランドのような国で仕事をして生活したい。クララ、ヨセフ、ルカよ。東京を抜け出して職を得られるように準備せよ。

必要なプラットフォームって何?

プラットフォームというのは、共通にそれを使って仕事をしたり会話したりするための場や道具。
きっと近所だけの世界から日本、そして日本を越えた世界が君たちの舞台になる。事実台湾の知人は、君のいとこが「群馬や山梨にいるよ」というのとおなじ感覚で「カナダやオーストラリアにいるよ」と話してくれる。だまっていても日本はどんどん移民も増える。キュウキュウと小さな場で仕事していないで、広い世界で仕事をしたほうが人生豊かだ。このためには共通のプラットフォームを使う必要がある。
英語とインターネットはできることがすごいのではない。使ってなんぼの道具。
ピラミッドの考え方。お互いに理解しあうためには考え方と伝え方のパターンがある。それがピラミッドの考え方。
新聞や教科書に書いてあることを疑う態度。
そして真実に基づいた行動、責任感、そして勇気と思いやり。

行動観察

思い込みで判断することって多い。時代は移り変わっている。だけどきっとお父さん達の頭の中は、20年位前のイメージが焼きついてしまっている。世の中変わって条件も変わると行動パターンも違ってくるのは当然なのに。
お父さんはときどき君たちを見ていると「がつん」と言いたくなる。ただ意識してちょっと立ち止まる。
文句を言いたくなるときというのは、君たちが独りよがりな考え方をしていたり自分の責任を果たしていなかったり、将来悔いを残す可能性のあるとき。だけど行動観察をして発達段階を見ていないと、過保護だったり過干渉だったりになるのが怖い。ひとりひとり違う人間だからね。
何も考えないで毎日過ごしているようだったら、世の中観察できるよう旅に連れ出してやりたい。

ヨセフと車で話したこと-旅が変えた青春

大学を出たらひたすら働くしかない。休みもまとめて取れないだろう。いろんな人と出会えたり、いろんな経験ができるのは今しかない。大学時代、お父さんはいろんなアルバイトをしたり、一人でいろんなところを旅した。日本中まわった。そしてなるべく遠くへ行っておこうと思って南米まで出かけて行った。
アルゼンチンのブエノスアイレスから北へ行く列車に乗った。ボリビアに入ると、列車が止まるたびに子ども達が「とうもろこしを買ってくれ」と、窓の外で大きな声を張り上げていた。日本人から見るととても貧しい服装だ。髪は土ぼこりでごわごわ。服はほころびがたくさん。靴もはいていない子が多い。顔つきから見ると、インディオの子達だ。おじいちゃんの子どもの頃や戦争中は、日本もこんな光景だったんだろうと思った。世界を見渡すと、こんな生活をしていることものほうが多いはず。お父さんは通り過ぎて行くだけの旅人ではなく、一度こんな世界に住んで、一緒に生活をして、彼らを理解したいと思った。

大学では落第生だったけど、就職してからはメモ魔になった。早く仕事を覚えて途上国で仕事をしたかった。歳をとると、まわりがうるさくなる。どんどんチャンスは減ってゆく。
あまりゆっくりはしていられないと思うと、仕事場には1時間前に行き、家に帰ってからもテレビを見る暇があったら勉強した。ものすごい生活態度の変わりようだった。だって、途上国に行って働くためには一人前以上の技術が必要。お金をもってても、そこで思ったように生活できるか。お金は必要が無いか、持っているとかえって泥棒などのカモになるだけ。一番自分を守ってくれる物は「人間力」と「貢献できる技術」。「なーんだ、日本人ってたいしたことないな」と思われたら自分の居場所がなくなる。つまり、身の危険や精神的ストレスが襲い掛かってくるはずだ。
「早く一人前で途上国に仕事に行かないと、気力も体力もなくなってしまう。」「間延びしてしまう。」いかに飲みにいこうという先輩の誘いを断るか、寮生活で邪魔されずにたりない勉強をするか。先輩とのつきあいが一番やっかいだったなあ。
だけど不思議なんだけど、テニスなどで遊ぶ時間も多かった。これも途上国で自分の居場所を作るのに役立つと思っていたから。会社の先輩ではなく、自分でテニスの会を見つけて飛び込んで行った。いろんな友達もできたよ。時間の使い方が充実してたんだろう。

遠いところを見つめよう。遠い未来の自分を見つめよう。今やりたいことや準備しておかなきゃと思うことが出てくるよ。そしてすごく自分が変われるんだ。充実した時間が自分のまわりをつつむようになる。

王様に殺される

「明日までにこれを仕上げていかないと王様に殺される」
こんな緊張感を君達は実感できるかい?

Friday, December 15, 2006

アメリカの大学へ

クララにはアメリカの大学へ行くチャンスを作ろうと思う。そのためにはお父さんもアメリカで仕事ができるように準備しよう。

ほかにないのか

ヨセフがマリアに言ってうけた言葉。

ルカと風呂会話

ルカとお風呂に入ることが多い。その時話すことはこのブログに載せるようなこと。つまりお父さんが伝えたいこと。今まではサッカーという共通の話題で話をしていたが、どうも今はサッカーへのテンションが低い。かわりに中学生活の話題を種に話をしている。
こんな時間が持てることは幸せだ。
お母さんの前では暴言も吐くが、風呂では落ち着いて話を聞いてる。特別な時間だ。

カツーン不評

髪の毛を短くした。「カツーンの田中君だよ」といったけど、同年代の人はだれもわからないので、すべってしまった。

手の彫刻

手の木彫を手伝った。やり始めると面白い。ふだんやってないことに集中力を使うのは。
手のしわをまじまじと見た。
指は実物より太いほうがリアルに見えることもわかった。
ざっくり彫ったほうが生き生きとしている。
昔の油絵の女の人が、なぜいつも太っているのか理解できた。

老会話だって

相手の事を聞いて、その内容に対しての意見を言うのが普通の会話。
相手の言うことはそこそこに、自分の言いたいことを言う。相手の話の内容に関係なく。それを老会話というそうだ。
若くても老会話にならないように。

Sunday, December 10, 2006

あいつがやれるなら俺でも出来そうだ

そう思われるようになろう。
そう思ってチャレンジしよう。

してあげるより尊敬されるように

してあげることで、その人の可能性を奪ってしまうこともある。
尊敬されて憧れの的になって、その人が努力して才能を開花してくれるほうが価値がある。
「してあげる人」から「憧れの的」へ。

自分に対する責任で尊敬される人へ

つまり、自分で決めたことをやり遂げること。これが自分自身への約束を守った、守るために努力した、自分に対する責任を果たしたということ。
簡単なようでこれがなかなか出来ない。だから尊敬される。
友達に尊敬される人になれたら、勉強が出来なくても中学生卒業とお父さんは思う。
ヨセフの先生はヨセフのことを、「彼は彼なりにとってもがんばっています。」といってくれる。結果としての成績が悪くても、先生に敬意を持ってもらっていると思う。いいじゃないか。もし自分が彼の立場だったら・・・と考えてのことだろう。あとはヨセフが自分に対して「自分で決めたことをやり遂げた」と思えるようになれば本物だ.

Saturday, December 09, 2006

ころばない順番

頭を使って、転ばないための順番を考えろ。

構想は結局ひとりの頭の中

一人の力なんてちいさなもの。この数年のコンピュータ関連技術の進歩は大きく社会を変えた。新しい国がどんどん自由競争の世界にでてきている。大変な競争の時代だ。
そんなときに時代に取り残されたような無力感を感じることがある。ましてや50歳に近いおじさんのできることなんて・・・と。クララやヨセフやルカもそうかもしれない。小さな存在だと考えて、何をやってもあまり変わらないと思うかもしれない。
でもお父さんの最近発見したこと。それは世の中を大きく変えるような構想も、結局はじめはひとりの頭の中に作られる。そしてそれを実現しようという執念が、多くの人の知恵で厚くなってゆく。
はじまりは一人の頭の中。自分だけに見えているものを表に出して、議論したり、より深く考えたりして発展する。君の頭の中を表に出せるのは、君しかいない。
あきらめるのはばかげている。頭の中の世界はどこまでもいつまでも可能性に満ちている。

どこに住むか、どこに学ぶか

気持ちの持ちよう。国境はない。
お父さんは結婚するとき、「この人ならどの国へも一緒にいって暮らしてくれる」と思った人を選んだ。
ちょっと持病を持って「病院のない国はどうかな」と弱気になってきたけれど、台湾の人のように、アメリカもカナダもイギリスも、親戚のいる田舎のように考えられる人になりたい。
クララはアメリカ、ヨセフはアイルランド、ルカはフィンランドに学べばいい。

替わりに何を調べたら証明できるか

バランススコアカードのKPIではないけれど、いつも頭におきたいこと。「代わりに何を調べたら証明できるか」
今「ピアノの調律士の数はアメリカに何人いる?」と聞かれても、調べた人もいなければ統計もないだろう。でも代わりのより明らかな数字から推測することはできそうだ。人口とか、家に来ている調律士の仕事にかかる時間とか、ピアノ教室の数だとか。
より確からしい根拠を考え出す努力をやめないこと。ここがお父さんに足りないことだった。
きっと教室で教えられることに慣れた日本人全体にいえること。

そういえば昔、届けられた財布が一番多い交番を調べて、銀座に阪急デパートを建てたという話を聞いたことがある。デパートの立地を検討するとき、「たくさん財布が落ちている=デパートで買い物をする人が多いだろう」と推測したのだろう。はっとさせられる知恵だ。
時代は変わっている。まずは知識を疑え。

またマリアの体調不安

無理しすぎてないか。

70時間働け、50時間寝ろ

週70時間働くと、マイクロソフトの社員なみだって。1年やってみようか。

アメリカで日本男児ここにあり

お父さんの夢。アメリカで会社を作ること。そして株式公開をすること。

なんだ、楽譜が読めなくても

大体楽譜は後に伝えるためにある。楽譜が読めても音楽は引く人のテンポや音の強弱で感じが変わる。
現代は秀才というだけではだめな時代。いくら努力しても。音楽家は小さいころから芸大目指して時間とお金を使うけど、晴れて卒業しても収入がない。
構想力を持って新しい音楽を作り、たくさんのファンを動員するシンガーソングライターのほうが時代にあってる。

野茂ひとりで日本を変えた

日本人って「皆さんそうしています」と言われると、自分もできるような気がするし、実際やってしまう。だから誰か一人始めると、今まで無理だと思っていたことが「あの人にできて自分にできないわけがない」に変わってしまう。
野茂はひとりで追われるようにして大リーグに渡った。そして結果を出した。
今はたくさんの日本人メジャーリーガーが後に続いている。野茂一人で日本を変えた。野球の分野で。
お父さんもそういうひとりになりたい。

Thursday, December 07, 2006

肩身の狭い思いは一生

取り返しのつかないことをやってしまうと、肩身の狭い思いをする。
人は人。自分は自分。注意深く行動しよう。

万引きは泥棒だよ

子どもの頃のいたずらを、大きくなって笑って告白する人は楽しいが、万引きを告白する人はいない。明らかに犯罪だからだ。
ずっと引きずる。元の生活に戻れなくなる。
だから絶対やるな。

14歳までは逮捕されない?

だからなんなんだ。

Tuesday, December 05, 2006

期待されてるからサッカーはやめない

一生懸命練習しない。うまい子がたくさんいるチームに入るのも気後れする。
「そんないやだったらやめればいいのに」という親の言葉にルカの一言。
「期待されてるからサッカーはやめない」
友達からの期待、親からの期待。でもそんなにうまくないんだと君は叫んでいるんだろう。
お父さんはルカのサッカーの結果に期待しちゃいけない。だけど一緒に楽しみたい。

論理学クイズが役に立つ勉強だ

連立方程式の宿題を、式の左辺と右辺をこねくり回して解いてゆくより、グラフに描いて「だいたいどの辺りが交点だ」ということの見当をつけてから解くほうが賢いと思う。大体、宿題には「交点なし」つまり解けない問題はほとんど出ない。
社会ではそれが解ける問題なのか、解けない問題なのかをさぐるところから始まる。決まったひとつの正解のある問題のほうが少ない。だから「だいたいどの辺りが交点」と見当をつけることがいかに大切なことか。解けない問題に延々と金と人をつぎ込んでもむだになるから。
マイクロソフトの入社試験ではないけれど、考えの道筋を説明できることが大切。つまり論理学クイズだ。
考えの道筋はいってみれば式のようなものだ。根拠となる数値が違っていれば、修正したとたんに新しい答えを導き出せる。間違いを確認でき、修正できる。
お父さんが先生なら、グラフを書いて大体の見当をつける子や、解けない問題かどうかを最初に疑って見る子、推理の筋道を立てて説明できる子にいい点をあげよう。そんな子は社会に出て役に立つことうけあいだ。

ころばないスピードとさぼること

色々試してみたいおとうさんは、ついこうなるだろうという予測のもとに突っ走ってしまう。それでだいぶ失敗した。できると思っても完成させるのは、予想以上に根気と時間が要る。お金もかかる。特に相手のあることは思うようなスピードでは進まない。
ころばないスピードでだんだんはやくしてゆく。足元を固めてゆく順番と、詰めて考えることが大切。
君たちの成長でも同じ。急ぎすぎて自分らしくないと思ったら、さぼることもあるだろう。

Monday, December 04, 2006

自分に対する責任と社会に対する責任

いろいろな人がたがいに頼って生きている。昔の農家のように、お茶や味噌を自分で作ったりしない。スーパーやコンビニがなければ困るし、車を作る人も必要。また鉄道も電気も銀行も、ネットワークにつながったソフトが支えている。
誰かに頼らなければ生きていけない。君ならどんな人に頼る?お父さんだったら、どうせ頼るなら信頼できる人や会社の品物やサービスを選ぶ。
それじゃどういう人が信頼できる人?
1.お互いの約束を守る人。映画にいっしょに行こうと楽しみにしてたのに、当日こないようでは予定が狂う。準備も無駄になる。
2.期待に答えてくれる人。もうちょっとここを使いやすくしてと頼んだら、必ずやってくれる人はまた頼みたくなる。
3.最後まで投げ出さないでやりとおす人。大工さんに家を作ってと頼んで、途中までできたときに「もうやめた」と渡されても困る。完成品でないと何も役に立たないばかりか、かえって手間がかかる。
4.社会ルールを守ってくれる人。ルールを破ってばかりの人と一緒にいると安心できない。
5.相手を思いやってくれる人。きちんと仕事ができる人、優秀な人、信頼できる人だけではロボットでも代わりができる。人に対する考え方が魅力的な人がいい。

「1.お互いの約束を守る」「2.期待にこたえる」「3.最後まで投げ出さない」は「自分に対する責任をまっとうする人」だと言える。
「4.社会ルールを守る」「5.相手を思いやる」は「社会に対する責任をまっとうする人」だと言える。

中学生時代に身に着けてほしいことは、勉強よりも「自分に対する責任」と「社会に対する責任」だよ。

Sunday, December 03, 2006

問題解決してゆけるか

クララ、ヨセフ、ルカ。すすんで問題に立ち向かい、問題解決してゆけるか。
問題解決の考え方を学べ。

コピーできたら花開く

最初の大発明は印刷機だった。手書きで写していた聖書があっという間にたくさんできた。マルチプルだ。
次はコピー機か。カーボン紙を挟んで伝票を書いていたのが、いらなくなった。
次はレコード。紙ではない。音の情報のコピー。CDへと覇権は移った。
続いてはWindowsのコピペか。コピーが簡単なことからデジタル化は急速に進んだ。
デジカメもそうだ。

おとうさんは、マルチプルな仕組みにのっとった事業をやってゆきたいと思う。

無駄な時間?トレーニング?

長い道のりでなかなか成果を実感できないのが努力の時間、トレーニングなどだ。コレって無駄な時間?何をトレーニングしたらいいか常に考えろ。

Saturday, December 02, 2006

テーブルの上が片づいていた

クララが行動を始めた。家が変わった。