自分に対する責任と社会に対する責任
いろいろな人がたがいに頼って生きている。昔の農家のように、お茶や味噌を自分で作ったりしない。スーパーやコンビニがなければ困るし、車を作る人も必要。また鉄道も電気も銀行も、ネットワークにつながったソフトが支えている。
誰かに頼らなければ生きていけない。君ならどんな人に頼る?お父さんだったら、どうせ頼るなら信頼できる人や会社の品物やサービスを選ぶ。
それじゃどういう人が信頼できる人?
1.お互いの約束を守る人。映画にいっしょに行こうと楽しみにしてたのに、当日こないようでは予定が狂う。準備も無駄になる。
2.期待に答えてくれる人。もうちょっとここを使いやすくしてと頼んだら、必ずやってくれる人はまた頼みたくなる。
3.最後まで投げ出さないでやりとおす人。大工さんに家を作ってと頼んで、途中までできたときに「もうやめた」と渡されても困る。完成品でないと何も役に立たないばかりか、かえって手間がかかる。
4.社会ルールを守ってくれる人。ルールを破ってばかりの人と一緒にいると安心できない。
5.相手を思いやってくれる人。きちんと仕事ができる人、優秀な人、信頼できる人だけではロボットでも代わりができる。人に対する考え方が魅力的な人がいい。
「1.お互いの約束を守る」「2.期待にこたえる」「3.最後まで投げ出さない」は「自分に対する責任をまっとうする人」だと言える。
「4.社会ルールを守る」「5.相手を思いやる」は「社会に対する責任をまっとうする人」だと言える。
中学生時代に身に着けてほしいことは、勉強よりも「自分に対する責任」と「社会に対する責任」だよ。
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