論理学クイズが役に立つ勉強だ
連立方程式の宿題を、式の左辺と右辺をこねくり回して解いてゆくより、グラフに描いて「だいたいどの辺りが交点だ」ということの見当をつけてから解くほうが賢いと思う。大体、宿題には「交点なし」つまり解けない問題はほとんど出ない。
社会ではそれが解ける問題なのか、解けない問題なのかをさぐるところから始まる。決まったひとつの正解のある問題のほうが少ない。だから「だいたいどの辺りが交点」と見当をつけることがいかに大切なことか。解けない問題に延々と金と人をつぎ込んでもむだになるから。
マイクロソフトの入社試験ではないけれど、考えの道筋を説明できることが大切。つまり論理学クイズだ。
考えの道筋はいってみれば式のようなものだ。根拠となる数値が違っていれば、修正したとたんに新しい答えを導き出せる。間違いを確認でき、修正できる。
お父さんが先生なら、グラフを書いて大体の見当をつける子や、解けない問題かどうかを最初に疑って見る子、推理の筋道を立てて説明できる子にいい点をあげよう。そんな子は社会に出て役に立つことうけあいだ。
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