お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Saturday, November 27, 2010

利益の確定

たとえば株を売ったり買ったりするけど、買ったときより売ったときの値段が高ければ儲かったと思うわけだ。1000円で買って1300円で売ったら300円儲かったという具合に。
この間、時間がどのくらい過ぎてもかまわない。売るという行為を行ったとき、損した、儲かったということが確定する。

決める時期が自由なら、ずーっと持っていていいわけだ。損も得もしない。
お金が必要になって「どうしても今売らなければいけない」というときは、大抵損をするようだ。
または「今が買い時」という情報が出回ったときは、高くなっていてすでに買うには遅いことが多いようだ。
パチンコだって玉が出ているときにやめれば、利益が確定する。もうちょっと儲かるだろうとやっていると、玉が無くなって損が確定する。相手から「打ち止め」といわれない限りは止め時が難しい。

勝ち組負け組という言葉と、それを確定する勝負期間ってなんだろう。
将来伸びそうなんだけどなかなか売り上げがある規模以上にならないことや、そんなに努力していないのにある程度売り上げが飛び込んでくることってあるよね。
株価なんて不思議で、今は売り上げがなくても将来性だけで高くなったりする。
決算が1年でなく5年くらいならいいな。現実にはどんどん結果を求められる時間が短くなっているけど。

お父さんは子供たちには長い期間で勝負してくれればいいと思っている。短い期間で結果を求めず、あきらめて止まらないで進化し続けていればうれしい。

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