お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Friday, November 26, 2010

クララのまわりに感謝祭

あの英語の苦手だったクララがアメリカの大学に渡り、田舎町からひとりニューヨークへ出てダンスの学校へ入る。そしてダンスカンパニーの予備軍として一緒にリハーサルをし、大学を訪問してダンスを披露。指名されて英語でスピーチもするようになった。
この話をお父さんの友人のイギリス人に話したら、「娘さんはとても勇敢だ」と言われた。
「アメリカにいるから当たり前」なんて言わない。その裏にある努力や意思や、そういったディテールを汲み取ってくれる。

彼にもテニスの世界で身を立てようとしている才能ある息子さんがいる。親元を離れ、アメリカの大学に入ったばかりだ。
そのお父さんの友人は、数年前仕事に失敗したので決して豊かな家庭とはいえないが、息子の才能を開花させたいと奔走し、資金集めに頭を下げてまわり、父親として苦労した。悔しい思いもたくさんあっただろう。それでも周りの支えもあり、息子さんはアメリカで才能に磨きをかけることになった。
お互い子供たちのチャレンジをうれしそうに語ることができた。

そして遠く離れた子どもたちのチャレンジを守ってくれている周りの人たちに感謝。

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