ミュンヘンにて
今ミュンヘンにいるのだけれど、ドイツには何度か来たことがある。
ドイツについては仕事の相手がいるハンブルグのことしかすぐには思い浮かばなかったけど、ワールドカップドイツ大会の年にいろいろ回ったんだよね。
一番最初にドイツに来たのは22歳のとき。世界一周一人旅したときに立ち寄ったんだ。いつもひとりで、不安と好奇心の交錯する中を旅してきたなあ。それは今でも同じ。
今回も初めての土地に降り立った。明日は英語でヨーロッパの人相手に事例発表会でのプレゼン。これも初めての経験。
いくつになってもはじめての経験の連続。答えのない時代だから、それを楽しまなきゃね。
学生時代には、仕事をはじめてしばらくすれば、なんでも答えられるような人として完成すると思っていたけれど、次々新しい課題が出てくるのが現実だった。むしろ完成しないまま、ずっと進化を積み上げるものだと思ったほうがいい。
身近な例で言えば、父親なんて子供への対応ははじめてのことばかり。子供時代にはえらく見えても、威厳を保とうなどと思っていたら間違える。ほんとうは、子供以上に素直に物事を見て対応しなければいけないんだよ。そういうふうに思えることが、積み重ねた経験からくることなんだろう。
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