お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Tuesday, July 13, 2010

海外に住んだことを価値に変換するためには

たとえば就職の面接で「こんなものを日本のよさを生かして作れば、きっとこの国では価値を認めてもらって売れると思います」「こんな作品を日本のよさを生かして演出すれば、きっとこの国の人は海外公演を高く評価してくれると思います」などと提案できること。そして実際に示してみること。具体的には「その国の人に評価を聞いて、受け入れられる理由を説明することができます」と言う事。
これができれば、日本の人達は君を認めてくれるだろう。
君にとってはこれが就活であり、日本の企業や劇団にとっては帰国子女を生かして国際化するポイントだろう。

できなければ通訳を期待される。ただし、日本人のもやもやっとしたニュアンスの、海外の人には理解されづらいことも、結果を出して相手に理解してもらわなければ「だめ通訳」といわれる。もやもやっとしたニュアンスのことは、言ってる本人も矛盾している場合があるのに。そのことを本人に納得させることができなければ、君はいつまでたっても不満の標的になる。

相手に合わせる通訳ではなく、自分の作品を発表して海外の人と仕事をし、価値を認められるほうがよっぽどラクだと思う。

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