お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Monday, October 02, 2006

ななめからまっすぐへ

自分が弱いと周りが気になる。周りに合わせたくなる。周りとは学校の友達のやることとか、会社の中、電車の中。
強がりでかっこつけると斜めに構える。そうすると、周りから攻められない。強そうだ。大人や同級生よりも。
まっすぐでいると逆に「かっこつけてる」とか「いい子ぶってる」と見られる気がする。親の言いなりみたいで、こどもっぽい気がする。
それから周りが気になると、まっすぐでいられなくなる。

逆にひろい世の中での本当に価値のあることを考えると、周りの目がすこし気にならなくなる。無理しなくてよくなる。
広い世の中とは君の世代も超えた考え方で、また日本だけでなく、貧しい国のことも視野に入れて考えたときの事。

だんだん強くなる君たちのこと。はじめは周りが気になって当たり前。大人もなかなか大勢の前では勇気が出ないんだから。
まっすぐにうまれて、すこしななめを経験して、またまっすぐの価値を知る。どうだい?お父さんも昔はこどもだった。通ってきた道。

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