お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Sunday, June 05, 2011

じき辞めるのがわかっている人ならスルーするのか

「アメリカでは期待されないと急に興味が薄れて、まわりから人が遠ざかってゆく」と、留学していた人に聞いたことがある。
ドライな感じを受けるけど、日本のビジネスでも同じ。
たとえば新入社員で九州にいたとき、お父さんが勤めていた会社をやめて協力隊へ行きたいと申し出たときから、上司はよそよそしくなった。
「あの人はやめる人だから」
大会社を定年退職した人が、しばらくして働いていた職場を訪れても、よそよそしさを感じるという。1年たてば、すっかり過去の人だろう。
海外に転勤した人は、同じような疎外感があると思う。だからいつも日本の本社を向いている。

本流にしがみついていなければと思う気持ちもわかる。
でも、なんだかネットワークの社会では違和感があるなあ。
答えの無い時代、違った見方や人とのつながりのある人が重宝がられる時代だよ。
なんか国会も含めて、日本って内向きな感じ。

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