お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Saturday, July 31, 2010

さぼっていると思われてもいいよ

昔の言葉で言えば「段取り八分」。
うまく段取り(手順を考え、必要な人や材料をタイミングを考えて手配すること)できたら、仕事の8割は終わったも同然という意味だと思う。
「こうしたらこうなるでしょ」
「あいつに頼んだらちょっと時間かかりそうだから、早めに言っておこう」
「これはどうすればいいかわからないな。誰に相談すればいいか見当がつかないから、見つからなかったときのために次善の策(別の方法)も考えておこう」
「こんな資料を見たらヒントが出ているんじゃないかな」

段取りを考えているときは、たぶんまわりから見たらボーっとしているように見える。実際は、旅行の計画や彼女との日曜日のデートの計画を立てているのと同じ。真剣にストーリーを考えている。(だから旅やデートの計画は、テスト勉強以上にとてもいい頭の訓練だと思う)
「なにぼーっとしてるんだ」なんて怒らないでくれ。もしかしたら「まわりからさぼっているように見られると困る」などとへんな考えがでて、ボーっとすることに集中できなくなったら、よけい困る。

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