お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Monday, July 21, 2008

チェアマン

合弁会社を作ったとき、合弁相手との資本を出し合う比率が問題になるが、日本人が見過ごす点に「だれがチェアマン(議長)になるか」ということがある。
学級会のイメージから、議長というと公平に議事を進めていく進行役という感じだが、議題を選んで取り上げるか取り上げないかという重要な決定権があるね。
どんな議題を取り上げるか、問題にするかしないかで、会社の運営が違う方向にいくこともあるだろう。資本をたくさん持っていて多数決に強くても、問題に取り上げてもらえないと話にならない。土俵にのらないと戦えない。

「それは問題か」
質問のテーマや打ち合わせに持ち出す内容はよく考えるべきこと。
「何を選ぶか」「何から順に選ぶか」
普段から心がけよう。

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