結果を出そうとして選ぶ2つの道の考え方
相手のあることはなかなか思い通りには行かないもの。
希望する就職先に入れない。
好きな人に相手にされない。
一生懸命作った製品がなかなか売れない。
自分の都合と相手の都合は必ずしも同じでないから、いい結果を求めても、希望がかなわないことは当たり前といえば当たり前なのだ。
結果を出そうとして選ぶひとつめの道は、わかりやすい道。
あきらめてしまうという簡単な道。
裏口入学や賄賂を使うのは曲がった道。
手っ取り早く結果を手に入れたいと思っても、結果はより不確実に遠いものとなる。
ふたつめの道はばかげたことに見える道。
希望する就職先を凌ぐ様な会社を作る。
好きな人と同じ土俵に立てるように、相手と違う物を持った自分を磨く。
こういう人に買ってほしいという想定をして、誰でもというのではなく範囲を狭めて、その人たちに買ってもらえるように集中する。
一見もっと遠いばかげた考えと思われるかもしれないけど、「急がば回れ」ということ。
「早く移動したい」という願いを手っ取り早くかなえたのは馬だったけれど、大変な思いをして道を造り、いろいろな知恵と取引先を巻き込んで自動車を開発したから、馬の何倍も便利なものを実現できたわけ。すごい遠回り。
でもね、本当の目的を理解しているかどうかが問題だよ。それによっては遠回りの道が正解となる。そのための時間は、人生をかければ十分にある。
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