若いころの自分を見ていた
年配者は自分も若いころがあったから、若い人の中に自分の昔を見ることがある。
そんな年配者でも反対に、自分より年上の人の中の世界を想像することは難しい。
クララが先生方の気持ちに気づかなかったのも当然だろう。
「もっとビルドアップしなさい。」
「もっと口をあけて。」
シリアスにアドバイスしてくれる先生。なぜ変わったのか。
先生方は「自分の若いころの人生ドラマ」と今のクララの姿がオーバーラップしたとき、協力を惜しまないのだ。
国を超え、時代を超えて通じるもの。
そしてそれは舞台を通じて、人々の心に通じるものでもあると思う。
君の第2幕、第3幕が上がってゆく。
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