3人寄れば文殊の知恵
2人だけだと、こちらの言ったことを相手がわかったと思っていても、理解していないことがしばしばある。または別の捕らえ方をされていたと言う発見があった。これは相手が頭のいい人でも起こること。ところが3人になると「それってこういうこと?」みたいな発言が入って、お互いの理解が進むと言うことも発見した。
そういえば、通信教育で似たようなことを発見した。
一般的に高校の通信教育は、先生と放送を見ている生徒という2人だけの世界といえる。そして先生はひとりでしゃべっているが、棒読みなので、見ている生徒は退屈になってわからなくなる。
対照的に、社会人向けの別の通信教育のプログラムでは、講師の他に女性アシスタントがいて、素人的な質問、「それってこういうこと?」みたいなやりとりをするので、見ているほうは理解が進む。
通信教育のような一方通行のものでなくても、面と向かっての打ち合わせでも同じだった。2人で打ち合わせるより、もうひとり、別の立場の人をいれて3人のほうが理解の確認が出来る。
お馬鹿タレントがいる番組や、天然ボケのアシスタントがいる番組の面白さは、理解のずれが浮き彫りになるからだろう。
前提条件を確認する、シンプルなたとえ話にしてもらうなどを触発するアシスタント、つまり3人目はとても大切。
「3人寄れば文殊の知恵」と言うのは、前提を確認するもうひとりが大切と言う意味だと思う。だから、だれかがそのお馬鹿役を引き受ける会議やチームは、きっと創造的なんだろう。
ということで、創作ダンスは3人がいい。
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