考えることは時間がかかって表に出すプロセス
相談室の先生が言っていた。「本気で不登校しないと、また再発する。」
お父さんの解釈するその意味は、こんなところだ。
時間をかけて本当に考え抜いたか
守られた環境の中で、不安の正体を客観視できたか
自分の価値観を持ったか
そのためには頭の中でもやもやしたままでなく、表に出して客観的に見るプロセスをたどったか
理屈では割り切れない人間の営みから、人生の目的を少しでも考えたか
今は人とは違っていても、遠くを見据えて行動してゆく勇気が出たか
自分のために学習していく意欲がわいてきたか
誰かのために経験を役立てようと思ったか
時間をもらえたことについての感謝の気持ちがわいてきたか
つまり、一度とらわれている自分を離れて、客観的に考えられるようになったか
それを誰かと話し合うことができたか
そのプロセスを経て、新しい自分を確立していったか
時間がかかるのは当たり前。
時間をかけないと熟成しない。
これでいいと思っても、もう少し時間をかけて見直す。
飛び出したくて、何か試してみたくて、しかたない顔が見えてくるまで。
不登校してない人も、このプロセスは大切。世の中考えることは、できるだけ早く、唯一の正解を答えることがいいと思っている。ちがう。
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