グローバル採用時代
日本の国内企業は外国人留学生の採用に積極的。語学力があり、ハングリーで、日本が好きで文化を理解してくれて、海外進出のときに重要な戦力になる。日本の大学生を採用するよりも、企業の未来に貢献してくれるから。
TBSで「グローバル採用時代の衝撃」という特集をやっていた。
世界のどんな国でも貢献できる技術と語学力。
世界的に若い人の就職難が背景にある。だって工場や建設が新興国に移ったし、ITで人の需要が減った。いままでのキャリアを持った40代50代の社員対20代の新人の戦いとなれば、採用が減るのはあたりまえ。
就職難は採用が少ないだけではない。外国人留学生も、世代間もライバルなのだ。他にない価値を提示して先輩だろうがデータにもとづいて発言し、就職先をよりよく変えていける人間なのか、ただついていくだけの覚悟なのかを見られているわけだ。
昔だったら答えを知ってる先輩社員に従順な学生が合格しただろうけれど、今は答えのない時代。あたらしい答えを示してくれる若者のほうが魅力的になった。
そして国内でもITを理解し、作ったり応用できる人でなら求められる人材だろうけれど、そうでなければ主戦場(のびている市場)は海外に移った。海外に行く覚悟も、語学力も技術力もはずせない。そういう時代だ。
いろんな国の若者のハングリーさを目の当たりにして、同時にそういった人たちとも尊敬し会える感覚を養い、自分の技術を磨いて貢献でき、もちろんその目的を達成するための手段として英語やそのほかの言葉も使いこなせる人材にならないと、若者はたいへんだ。
もしどうしても語学はいやだというなら、人任せのサラリーマンになることをやめて、起業したほうがいい。起業するためのスキルを大学時代に身につけるのだったら意味がある。
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