電子書籍をおばあさんが読んでいた
電子書籍、お父さん期待してしまう。
最近老眼で目が悪くなったから、拡大できる本はうれしい。
プラハの駅で電車を待っていたら、隣に座った銀髪のおばあさんが娘に「ケンドウはいいよ」とさかんに言っていた。
「おおっ、このおばあさんは剣道をやるのか」
そう思ってふりかえると、電子ブックをもっていた。
「キンドルはいいよ」って言っていたのだった。
夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。
電子書籍、お父さん期待してしまう。
お父さんが今一番気になっていること、それは映画のエンドロールに名前が載るということ。
その時々にひとつのテーマを展開し、ひとつの結論を書くことがセットになる単位かなと思っていた。そうでないと問題も解決しないし、「で、どうすればいいの」ってなことになる。
君たちを見ていると、仲間同士の流行や考え方のトレンドは、ミクシーなどのSNSで形作られるような気がする。お互いに遠慮しながら。傷つくのがこわいという心理も大きいだろう。堂々巡りになって、考えても仕方がないことをずーっと追って、心が疲れてしまわないかということがちょっと気になる。