お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Friday, August 06, 2010

かっこよさはお金から?出来ることから?見る目から?

かっこよさの価値観はいろいろあっていいと思う。

まず「かっこよさは、他の人には真似出来ないことを出来ること」という価値観がある。たとえばリフティングを500回できるとか、ラップにのってできるとか。これは地味な練習が必要だから、なかなか追いつけない。頭の回転の速さもかっこよさかな。
つぎに「お金やものを持っていること、かっこいいものをたくさん持っていること」というのもあるだろう。お金持ちがかっこいいというより、それによって買った身の回りの物や自動車を持っていることがかっこいいという感じ。自由にたくさんのお金を使えるのは、なかなか真似できないことだから。
スタイルがいいとか、イケメンというのも、どちらかというと努力なしに親からもらったものだから、持っていることと同類だろう。
そのほか、「センスがいい」という価値観。これは見る目がある、組み合わせ(コーディネート)の想像力があるということか。組み合わせたらどうなるかなど、他の人には見えていないものが見えていて、それを実現できるという意味。あるいは見過ごされるものの中から、こんなシチュエーションにもってきたらいいよねという判断がつくという意味。作り出す力、見つけ出す感性に価値があるというわけ。

努力が裏に積み重なっているものほど、すぐに誰にでも真似されない本物の輝きを感じるけどね。

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