お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Saturday, August 07, 2010

補助金いらないかな

補助金もらうより、自分の仕事が認められて収入があるほうがいいな。
仕事はできればやりたくないもの、やらされているものっていう感覚じゃ寂しいし。
補助金もらってると堂々といえないし、自尊心が傷つかないようにと守りの姿勢に入るようで嫌だし。
それより、いい仲間と働ける環境があったら幸せだ。

Friday, August 06, 2010

おかしいこというよね、おじいさん

100歳以上の人で生死が確認できない人の数が何十人というニュースが話題になってるけど、役所の行う100歳以上の生存確認を妨げている家族(子供)って、80歳代くらいのおじいさん、おばあさんのこと。「父は足が悪いので会いたくないといっている」などと家族からインターホン越しに答えられて、役所の人が直接生存確認できない問題。「まったく今の若い者は・・」といわれそうなイメージがあるが、実際は子供といっても十分お年寄りの世代の話。

問題は年金を家族が不正受給していることになるのではないかということだけど、家族(子供)つまり80歳代くらいのおじいさんおばあさんは「どこそこの弟のところにいる」とか答えるのだが、本人は確認してないみたい。思い込み一点張りに聞こえる。

歳をとると、自分の言いたいことだけ言うという傾向があるようだ。判断も古い経験したことで決め付けがち。「お年寄りだからしょうがないか」と思われているうちはいいけど、お金や法律が絡んでくるとどうか。
年配者ということで世間に敬意と遠慮があるのかもしれないけど、これから国債の問題から世代間のけんかのような状態になるかもしれない。

かっこよさはお金から?出来ることから?見る目から?

かっこよさの価値観はいろいろあっていいと思う。

まず「かっこよさは、他の人には真似出来ないことを出来ること」という価値観がある。たとえばリフティングを500回できるとか、ラップにのってできるとか。これは地味な練習が必要だから、なかなか追いつけない。頭の回転の速さもかっこよさかな。
つぎに「お金やものを持っていること、かっこいいものをたくさん持っていること」というのもあるだろう。お金持ちがかっこいいというより、それによって買った身の回りの物や自動車を持っていることがかっこいいという感じ。自由にたくさんのお金を使えるのは、なかなか真似できないことだから。
スタイルがいいとか、イケメンというのも、どちらかというと努力なしに親からもらったものだから、持っていることと同類だろう。
そのほか、「センスがいい」という価値観。これは見る目がある、組み合わせ(コーディネート)の想像力があるということか。組み合わせたらどうなるかなど、他の人には見えていないものが見えていて、それを実現できるという意味。あるいは見過ごされるものの中から、こんなシチュエーションにもってきたらいいよねという判断がつくという意味。作り出す力、見つけ出す感性に価値があるというわけ。

努力が裏に積み重なっているものほど、すぐに誰にでも真似されない本物の輝きを感じるけどね。

Tuesday, August 03, 2010

友達の呼べる家

部屋の改造などに着手。友達の呼べる部屋、友達の呼べるリビング、友達の呼べるトイレ。
これって、家族のコミュニケーションに役立つような気がしてきたのでやろうとおもう。

Sunday, August 01, 2010

残り1年

いよいよあと1年で任期満了、卒業となると感慨深いものがある。
やり残したことはないかという気持ちと、地味に積み重ねてゆく充実感と、仕上げに入ろうという決意と、それによって高まってゆく集中力と。

早く明日になあれ

小学校のときだったかな、国語の教科書に西洋の画家の詩が載っていた。
夜遅くまでカンバスに向かい、絵を描いている。眠くなるぎりぎりまで描いて、はやく明日の朝が来ないかなと願いながら床に就く。こんな内容の詩だった。
そのころお父さんは「なんでそう思うのだろう」と不思議だった。ひどく疲れるのに。
でも今はなんとなくわかる。
少しづつしか筆が進まず、なかなかカンバス上に全容が現れてなくても、画家には完成した姿が見えている。すこしでもはやくそこにたどり着こうと、わくわくしているのだろう。

お父さんもはじめから日本に限らず、世界中の人に使ってもらうことを念頭に、製品を形にしていっている。日本だけを考えていたら「なぜこんなものがあるのだろう」というようなものがついてるわけだ。
それが少しづつ発展してゆく。全容を現してきている。
「早く明日になあれ」
地味な毎日が幸せのときだ。

いいと思った先生に出会ったら

伝統工芸や芸術の体の動きを科学するなんて、お父さんが気になっていた分野だ。
なにはともあれ、授業の時間がたつのを忘れるほどのいい先生に出会ったら、また訪ねていくといい。活路が見えるだろう。