お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Thursday, July 15, 2010

遠い夜明け

20年位前の映画で「遠い夜明け」というのがあった。
内容は南アフリカのアパルトヘイトの悲惨さを描いていたものだけど、今でもいろいろな国で遠い夜明けを待っている人がいる。また歴史の長い国では大抵戦争を経験して、同じように遠い夜明けを待っていた時期がある。それは音楽の深みになったりして、今に名残を残している。その後何度か揺り返したりしながらも、遠い夜明けを見るために犠牲になっていった人たちに感謝しながら、幸せな国作りを目指していくわけだ。

個人でも同じ。なかなかかなわない夢があっても、遠い夜明けを信じて、力になってくれた人たちに感謝しながら生き延びてゆく。この歴史を忘れないようにしたい。そしてできれば家族にも伝えてゆきたい。

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