お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Monday, September 03, 2007

やる気が出ないなら表へ出ろ

そう言いたくなる事がある。

ポイントでは徐行

列車でもポイントに差し掛かると徐行する。
バレエ、勉強、演技、人生みな言えるだろう。
変化の前は徐行。

Sunday, September 02, 2007

経典ってすごくない?

1000年以上も昔に、いろんな宗教が栄えた。その教えは経典などの形で残っているのだけれど、たとえばお経という呪文のような中に構築された広い世界、すごくない?多くの人を納得させる整然とした世界を構想したのだから。

ここ何百年かで、物理や化学が発達して生活が楽になった。車や飛行機、建築や土木技術、大量生産の機械、コンピューターによる制御、通信、そしてそれを支える素材。とても一人では全部出来ない専門技術の連携の時代なのだ。人は自然界にあった力以上のパワーを得た。たくさんの物のよろいをまとっているんだ。だから制御し切れなくて、大量破壊や交通事故のようなことも出てくる。昔の人から見たら、神のパワーを持ったようなものだろう。

科学技術の時代に経典の解説を聞いていて、あらためてこんな広い世界をよくも構想できたものだと思った。人間というものの理解や深い観察が、多くの人の共感を呼んで今日まで残ったのだろう。
機械の制御や位置情報は発達したけれど、人間の制御や他の人や自然との関係をわすれちゃいけない。残念だけど、経典を作った人の知恵を忘れていることに気がついていないようだ。

クララは今、よろいをまとっていないようなもの。お金も知名度も無い。物も持っていない。
知らない世界では、まわりが君のこと、どんな人なんだろうと思っている。人間力で勝負しないと何もはじまらない。受け入れてもらえない。君は今、生まれてはじめての、大変な経験をしているんだ。
キーは「知恵と行動」

60歳近くでもピュア20歳でもプア

普通、年寄りは保守的で頑固で、昔からのしきたりを重んじると思われている。若者は斬新で柔軟で、新しいことをどんどんチャレンジすると思われている。
でも、海外に行くお年寄りは多いし、新しい広い世界も見ている。一方若者は教科書とマニュアルがすべて。つっぱっているのはテレビの中の話で、友達との会話も限られた趣味の話になってしまう。
あこがれて、こんなことやってみようと行動に移すお年よりもいる。これが当たり前、ほかにやりようがないとあきらめて狭い社会にとどまっている若者もいる。
60歳近くでも発想がピュア、20歳でも行動がプアとならないように。

裕福な家庭が恥ずかしい

貧しかったり、経済的に困難な中から這い上がってきた人が、お父さんの子どものころは賞賛された。巨人の星なんかもそう。だから不自由の無い生活は、なんだかちょっとかっこ悪くて恥ずかしかった。
ホントは恥ずかしがる前に、その恵まれた条件を土台にもっと鍛えて、恵まれない人にもチャンスが出来るよう、仕組みをかえるパワーにするのがいいのにね。そこまで考えが回らなかった。

Wickedもお互いの役割を示唆する物語だった。才能には恵まれなかったけれど生まれながらに容姿に恵まれた魔女と、容姿には恵まれなかったけれど魔法の力に恵まれた魔女。素直な魅力と魔法の力がすべてを変えるかと思ったけれど、限界が・・・。
その人でなければ出来ないということがある。

自分で稼いで勉強してゆく人もある。稼ぐ時間を勉強にあてることが出来る人もある。与えられた環境で出来ることは何か。さらに開拓してゆけるものは何か。

満天の星の夜

気に入っている歌詞。
「地図をなくしても見上げれば、満天の星の夜」
君を導いてくれるものは、そばにあるんだろう。
がんばって。

(歌詞は 「満天の星の夜」 by夏川りみ&黒沢薫)

お土産を選ぶのはえいやっ

いつも時間がかかってしまう。

「いかない」と「かえってこない」

「学校へいかない」タイプの子供と「家にかえってこない」タイプの子供。どっちが親は心配なんだろう。
周りが完璧で自分が小さく思えるときと、反発して外に仲間を見つけたときと。
どちらも影が大きく見えているんだろう。
お父さんや大人も、君たちとそんなにかわらない。人間だから弱いもんだ。君たちの弱さの中にも、自分を見ることがある。同じだ。

一生懸命を馬鹿にするな

友達の言葉にそれを感じたら、みんながそう考えているのではないことに気づいてほしい。打破できない閉塞感であきらめているだけだって。自分の問題も、周りの問題もごっちゃにしていないか。

その手があったか

言える事は、ただ汗が出るほど考えてくれ。
お父さんの方法は、
1.思い浮かんだことをメモする(すぐ頭の中から消えてしまうからね)
2.繋がるものをイメージの絵にする(いったん頭の外にだして形にすると、たりないところが見える)
3.ピラミッドや5W1Hのようなフレームに当てはめて、整理してみる(いろんな本が参考になった)
4.実際に形にする順序や日程をイメージする(順序が必ずある)
5.そして結果を出すにはスピードや盛り上がりが必要(周りの人に話したりしてもりあがったり、あった環境に移ったり、ほかの人に話した手前、自分を追い込んでスピードを上げることになる)

5番目はお父さんの、ちょっとまだうまくいっていない部分。自分だけのことではないから難しいのかな。
そして、うまくいけば「その手があったか」を見つけられる。