自動車つくりの反論
生身の人間の力では、到底無理な重いものを遠くへ運ぶ。救急車はけがや病気の人を、自由に遠くの病院まで早く運ぶ。
自動車はとてつもない速さと力と自由度をもたらす。
反面交通事故で人が死ぬ。人間が持ったパワーをコントロールできない。動物や人間が走っていて、お互いにぶつかってもまず死なない。自動車は自然の摂理を越えたパワーを人間に与える。
だからといって、自動車つくりは殺人兵器を作るといった悪いことではない。人類にもたらす貢献のほうが、はるかに大きい。ただし、部品のせいで事故を起こす場合はちがう。訴えられて当たり前。
お医者さんが医療ミスで訴えられる。これはどう考えればいいのか。
パイロットが航空機事故を起こしたとき、罪に問われない代わりに原因究明に協力して、警察に真実を言う取引がある。この制度はおかしいことなのか。
君たちはこのことを整理して考えられるかい。
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