クラブ活動も研究しなきゃ
中小企業では新製品開発しようと思っても、だれか技術のある人を雇えばすぐできちゃう・・とはいかない。同じ技術レベルの人が集まって、ああだこうだやっていくうちに価値のある創造的なものが形になってゆく。その旗振りをするお父さん自身が知らないと、第一歩が踏み出せないんだよね。だから自分で勉強するしかなかった。
社会に出てみて、「先輩に教えてもらう」、「教育を受けさせてもらってないからできない」、「だれか技術者を雇えばいい」と考えている人がいかに多いことか。みんな自分で切り開こうとはしないんだ。さきに誰かやっていないと、どこにも進めないの?新しいことって、出てこないの?
学校のクラブ活動もそうだろう。たいていは先輩のやってきた練習方法をそのまま繰り返すだけ。そういうものだと思って考えもしない。先輩になってもどうやったらいいかを真剣に考えていない。自分にその資格が無いと思っている。自分じゃない、先生がやるもんだと思っている。いいかわるいか、科学的かそれぞれの人にあっているかなんて検証しない。要するに自分で考えていない。
ヒントが足りなきゃ、本を読んで知恵を拝借していない。読むのも手軽にできるハウツー本。どこに本当に必要なことが書いてあるか、それを探すことがむずかしいところだよ。
いまはコーチのいるクラブが増えたけど、進歩が無いよね。
みんなが集まるクラブだけではない。孤独な一人一人の勉強も、与えられたものを教科書どおりに答えられる訓練じゃ寂しい。どんなことがやりたいことか、価値をもつことか。
今は雑誌や本でいろいろ技術やトレーニング方法も解説している。試合やステージや経営の本質は芸術だから、どんなやり方が正解というものはない。だけどトレーニングはもっと科学に近いだろうね。
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