お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Saturday, August 26, 2006

本を読むようになったきっかけ

お父さんも小学校時代はあまり本を読むほうではなかった。中学時代も学校の宿題で月1冊の推薦図書を何とか読む程度。でもあまり印象に無いから、好きで読んでいたんじゃないね。大学になって読んだ本が増えた。1年で130冊くらい読んだ年もあったが、年間100冊くらい読んだ。
なんで急に読むようになったかというと、まず片道1時間の電車通学の時間があったから。
それから本を読むことにあこがれていた。自分で考えることのできる人にあこがれていた。きっとそんな人はよく本を読んで、いろんな人の考え方を吸収しているんだろうなと思ったから。
それに大学の授業は興味がもてなかった。授業に受身で出るより、自分で行動を起こして本を読むほうが、卒業して社会に出たときに価値があると思ったから。実は授業をサボった負い目があるから、言い訳で本を読んだようなものだね。
読む本で、小説は少なかった。心理学の本や自己啓発、旅をきっかけに民俗風習、現代新書が多かった。芋づる式に関連したテーマを読んでいった。本が本を呼ぶといった感じ。
おじいちゃんと会社をやるようになってからは、技術的ことを解説する本が多くなった。会計だったり、人事だったり、経済や社会情勢だったり、パソコンだったり。

最初は本を読んでも、どんなことが書いてあったかすぐ忘れちゃうんだよね。人に説明しようと思うと、忘れている自分に気がつく。付け焼刃はだめだね。どんどん人に話をして、自分の言葉で説明できるようになるようにしなきゃいけないと思う。その後だいぶたって発見したのだけれど、マイブックに印象に残ったことを書いて、自分の考えを展開することが役に立ったよ。
本を読んでいて、いいことかいてあるなあと思ったページは折って、あとでまたそこのページを読み直して線を引く。これはあとで役立った。でもしばらくぶりにその線を引いてあるところを読むと、忘れているんだよね。こんな大切なことを読んでいたのかって。

要するに、自分の言葉でいえることでないと、忘れてみについてないんだよね。体験で身についたことが、人の毎日では優先される。あとは、毎回ロジカルシンキングの考え方のルールに従って、自分で考えること。本は実は検証のために読むほうがいいと思った。

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