自動車、ジェット機、パラシュート
自動車、ジェット機、パラシュートの共通点、それはスターターがついていること。
車はいきなりエンジンに点火しない。最初にモーターでエンジンを回して、勢いをつけてからエンジン点火。ジェット機はいきなりジェットエンジンを点火するのではなく、最初にスターターの補助エンジンをまわす。一番お尻についているやつ。パラシュートも最初は小さなやつが開いて、それがメインのパラシュートを引っ張り出してくれる。
仕事は二段構え。最初に簡単な作業をやって、慣性の法則で勢いがついてきたら、集中力の要る仕事を始める。最初から集中力の要る仕事をやろうとすると、なかなか手がつけられない。慣性をつけること、つまりウォーミングアップが必要。
だけどめんどくさく思ったり、遊んでると思われるのが気まずかったり、本題以外のことをわざわざやるのが無駄なような気がしてやらないことが多くないかな?そしていつまでもメインの課題に手をつけずに時間が過ぎてしまう。
反面、習慣になったことはやらないと気持ち悪い。自動的に慣性が働いているから習慣というのだろう。
大人の言い訳。「まとまった時間が取れない」
そう、社会ではほとんど、正解のある問題がない。つい「じっくり考えて解決しなければ」=「まとまった時間が必要となる」と思い込むのだが、解決できるかめどが立たないのでまとまった時間がいったいいくら必要なのだかわからない。頭が混乱するからなかなか手をつけられない。宿題も似てるね。
本当は「まとまった時間が取れない」のではなく、糸口、つまり「スターターがわからない」なのだろう。
君は何をスターターに使っているかな。
0 Comments:
Post a Comment
<< Home