お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Tuesday, July 01, 2008

「やろうかな」を決める1234

やる価値があるか決める1234。

1、独創性:他にない?
2、理論武装:なぜそうなるといえるのか説明できる?
3、受け皿:お客さんはいるか?
4、物語:人は物語で価値を理解する。

条件にちょっとかける場合。
1、他に同じものがあっても、他よりもうまく出来る場合はよし。ただしきつい値段競争になる。ビジネスはカンニングOKの世界。一番うまく出来る人が残る。
2、理屈は分からなくても、必ずこうなるという条件を押さえていればまあよし。大変な発見も見過ごしてしまい、もっと価値ある応用につながらないことがあるけど。観察眼とセットで大切なこと。
3、ないと続かない。
4、機能だけでは広まらない。印象に残らないから。

1234が載っていた小泉先生の「発酵は錬金術である」って本を見ると、小泉先生はビジネスのセンスを大切にしているようだ。
自然や伝統産業には、面白い考え方のヒントがいっぱい。そこに価値あるほかのものと結びつけて、応用する意味を見つけられるかが分かれ道。

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