自転車の組み立て
ヨセフが自転車を修理して使えるように工夫しているそうだけど、この不自由さは当たり前のことと思ったほうがいい。かかった時間は無駄ではない。
そしてそれは技術を伸ばすきっかけになるかもしれない。お父さんのパソコン組み立てやソフト設定、ネットワーク構築の独学が、君の自転車修理に似ている。
最初は必要性の理解も得られない。ゲームばかりやって遊んでると思われる。
仕事に導入したら、やれ消えちゃっただの、どうやればいいか忘れただの、質問ばかり。みなマニュアルに書いてあっても読まないし、同じ質問ばかり。ちょっと状況が違うだけなのに、応用は利かない。そのたびに教えたり、解決方法を考えたり、より簡単な設定を考えたり。
ちょっとなれてくると「こんなこともやりたい」「できるはずだ」。だが試してみてもうまく行かない。なぜか分からない。
何時間もいろいろ条件を変えて試してみる。この繰り返し。
まわりには聞いて答えられる人がいないから、いろんな本を調べる。だけどあまり載っていない。想像して試してゆくしかなかった。
とにかく動くようにする。それから理論を身につけて応用。こんな感じだ。
気がついてみればプロになっていた。
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