お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Monday, October 08, 2007

コロンブスの卵の国の入学試験

「サラリーマン再起動マニュアル」という本に出ていた、コンサルタント会社マッキンゼー流人材評価法(採用法)は、アメリカの入学試験と似ていると思った。就職活動をしている人はもちろん、どんな学校に入りたいか、どんな人生を送りたいかを迷っている人にも、参考になる。

採用のポイントは3つ。
【1.クラスの中で特筆すべき役割を果たしていたか】
ボーイスカウトでリーターをやっていた。クラブを立ち上げたなど、リーダーシップを発揮していた証拠があるかを見る。つまりイニシアチブを取れるか、得にならないことでもこつこつやることが出来るかを見るわけだ。
【2.ディスカッションをまとめていく力があるか】
合意を形成できるかを見る。
【3.こちらからの質問に対してどういう受け答えをするか】
まずは相手の質問をよく聞き、前提条件を正確に理解したかどうかを確認し、「その場合、私はこういうふうに思います。」と答える人ならいい。

5人の採用試験官は◎〇×で評価をつける。5人のうちひとりでも◎(絶対に採用すべき)がいれば、無条件に採用。5人とも〇だと不採用。みんなが〇をつけるような人は仕事をそつなくこなすかもしれないけれど、新しいビジネスを開拓してゆく人にはならないからだという。

得意なこと、面白いと感じることを磨けということかな。それに普段から心がけて場数を踏んでないとできない。アメリカの大学の入学試験も簡単そうだけど、同じパターンだったよね。

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