お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Sunday, August 19, 2007

悔しいタクシーの思い出

22歳のときのお話。サンパウロで。
高速バスのバス乗り場の近くで拾ったタクシー。空港へ行ってくれといったけど通じない。JALのマークを見せたりしたら、OKと車を走らせた。そしてしばらくしてついたのが、町のJALの営業所。飛行機に間に合うのか・・・
見切りをつけて降りた。料金もインフレがひどい時期だったので、メーターではない換算表を出してきて指を挿す。仕方なく支払いをしてお釣りを要求すると、運転手はなんと怒り出した。荷物のリュックサックを放り投げ、おまけにけっている。通りがかりのおばさんが、何てことするのといった具合に何かいっていたが、運転手はお構いなし。お父さんは通じないので文句も言えず、黙って立っている。こういうときはもっと感情を表して、日本語で良いから文句を言うべきだった。できなかった。

土地勘が無い時に、高い料金を吹っかけられたことは数知れない。イギリスのヒースロー空港から乗ったタクシー。台湾のホテルで空港まで乗ったタクシー。ポーランドで空港まで乗ったタクシー。ハンガリーはブダペスト駅からホテルまで乗ったタクシー。
料金が怪しかったり、運転が荒かったり、お釣りをチップとしてさっさととってしまったり。
外国でのタクシーは、ホテルで予約しておいたもの、ホテルで事前に料金を支払っておいたもの以外、嫌な思いをしてもしかたがない。移民の運転手さんが多いのも気になる。
国の印象はこんなところでも決まる。

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