ここまで実現したら話ししてやる
自分の実力では理解できないことがある。技術の場合、たとえばプログラミングに関すること。わからないので相手の技術者と話にならない。相手にしてみれば、共通の理解できる技術レベルというのに達していないと、理由を説明しても時間ばかりかかって、判断の共通点が見つからないことがある。
「基礎を習得してからまたおいで。さよなら。」
こんな感じだ。それが前提条件なんだ。
知らない世界に飛び込んでいっても、だれもが親切に教えてくれるというのはありえない。ひとこと言ってくれなかったと非難しても、ますます遠くなるばかり。
お父さんの仕事でも、「ほら、これとこれをつないでこうすると、携帯で温度が見えるでしょ。」って、具体的になって初めて関心を示してくれる。話をしてくれる。具体的になったものが相手の想像以上ならば、相手の人は乗り出して話しをしてくれるし、こちらからも攻めていける。
あるレベルの具体的なものが出来るまでは、時間もお金もかかる。出来ないかもしれない。決断がいる。
「自分は特別な才能も無く、一生懸命やっても無駄かもしれない。」
こんな不安はみんな持ってる。「無理無理、だめだよ。」って簡単に言う人は、自分自身を含めて山ほどいる。せいぜい「ここまで実現したら話ししてやる」って言ってくれる人はいいほうだ。
そんな道のりは楽しい。驚かせたい。
人でなく自分をあてにして具体的にしてゆくこと。これが人生の醍醐味だろう。
全部相手を超える必要は無い。同じ土俵じゃ先輩に勝てない。
前提条件の基礎をクリアして、あとは相手の知らない領域、自分の得意な領域を組み込んで具体的にすることだ。
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