お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Saturday, October 21, 2006

大きな物語と恐れのお話

カトリックの司祭のお話を聞いて、落ち込んでるクララにぜひ伝えたかったこと。

「すべての苦しみには意味がある。」試練に意味があるということを信じなければ生きてゆけないということ。
そんな中で「もう大丈夫。あなたは愛されている」と言ってもらうことが大切。
恐れるから、信じないから気がつかない。恐れは理屈では超えられない。
恐れが生み出すさまざまな災い。たとえば戦争がひとつの例。むこうに大量破壊兵器があると恐れた結果。
恐れを超えるのは信じることだけ。
あらゆる困難の向こうの希望を信じて。
打ち勝つということがこころの中に生まれた瞬間の喜びを味わってほしい。
すべて信じることに身をゆだねた時に楽になる。自分はどうでもいい、伝えるという目的を達成したいと強く思ったとき、恐れを超えた。
もしもうまくいかなくても、「でもそれが自分、事実だから。またそこから出発しよう」と考える。
自分が大きな物語の中を生きているんだと考える。おばあさんになったときに、その物語を「あのときはこうだったねえ」と振り返ることができる。

現代は親しかこのことを伝えられない時代。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home