お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Tuesday, October 24, 2006

競馬

ギャンブルは場を運営している人が一番確実に儲かる。あとは確率で考えると儲からない。
みんながかけたお金を集めて、その中から場を運営している人がまず自分の給料を引いてしまう。次に賞金として馬主や騎手に払ってしまう。残りをかけた人に分けて戻す。かならず元の金額より少ない金額が配当金総額だ。だから自分の出した金額より少ない金額が戻ってくるということ。
当たるまでずーっとやっていくと、結果損するという算数のお話。でも、当てたときの「何倍」という数字だけが強調される。都合のいい数字だけ。
第一相手のあることで、さらに自分の努力と無縁な世界。お父さんが一生懸命応援しても、実際馬には何も影響ない。あなた任せのみ。確率を高めることもできない。
当たったときにやめると儲かる?やめられないのが普通。やめさせない仕掛けもいっぱいだ。
たとえば掛け金を貸してくれる人。気軽に貸してくれるというと、自分のお金がなくなっても借金して取り返そうとする。借りれるだけ借りて大きく負ける。そのときに要求されるのは貸したお金と負けた支払いと利息。傷口が広がっている。
お酒は「もうこれ以上飲むと体が持たない」というようになるので、それ以上借金はしない。限界がある。
ギャンブルは「もう借りると体が持たない」ということはないので、限界がない。うかうかしていると首が回らなくなるか破綻してしまう。ルカは携帯料金でよくわかってるよね。
気をつけようね。

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