お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Saturday, October 21, 2006

驚きのバーバラ

ドラマで会社の上司らしい人が部下を前にして言うシーン。
「君のこの報告書、なってないよ。明日までに書き直して来い。」
お父さんは漢字が間違っていたり国語の勉強不足が原因と思っていたのだが、今は違う原因があることがわかった。相手に伝える構成ができていなかったり、自分の意見が書いていない報告書だったのだ。
考える手順や、「要は言いたいことはなんなのか」を相手の理解の順にそって書く方法を、日本の学校はトレーニングしていない。ドラマの上司ですら、どうすればいいか指導は出来ないと思う。
バーバラミントの「考える技術、書く技術」は伝える極意、自分の意見の考え方の基本に立ち返って解説してくれている。驚くほど役に立つ本だ。
お父さんはブログを書くときにこの本で学んだことと照らし合わせて、自分の考え方を磨いてゆこうと思っている。
これからの時代、特にクララやヨセフ、ルカにも身につけてもらいたい、大切な財産になるものだ。
「いじめにはどう対処したらいいのか」
「どんな勉強をしたら、自分の人生の宝になるのか」
「もうけるにはどうすればいいか」
「たくさんの人に共感してもらうにはどうすればいいか」
答えのあることを憶える知識詰め込みの授業はすぐ忘れる。考え方の基本を身につけたら、正解のない問題がたくさんあるこの世の中で役に立つ。
世界中の人とコミュニケーションすることが出来る。単語より中身だ。考え方だ。

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