お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Friday, August 18, 2006

ビニールプールの女の子

京都へ行く鈍行の中から、玄関先にビニールプールを出してもらった小さな女の子が見えた。
おじいちゃんが水を入れているようだ。その小学校低学年の女の子は、水着に浮き輪。小さなビニールプールの中に立っている。浮き輪があると狭くて水の中に座れもしない。とても泳げる広さではないけど、気持ちは広いプールや海で泳いでいるんだろうね。
小さな子はなにもなくても、想像の広い世界をもっている。
大人になるほど、世界が狭くなるね。

いい仕事をする人は、この女の子のように、広い世界を持ちつづけた人。形にした人だね。

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