お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Wednesday, October 08, 2008

人が変わるには(ビジネス編)

人が変わるということは、生き方が変わるということ。そのための3つの方法は、ビジネスにも適用できる。会社の生き方だから。
人が変わるためには
1.「付き合っている人を替える」
2.「住んでいる場所を替える」
3.「時間の使い方を替える」

1は「お客さんを替える」「仕入先を替える」
2は「売っているものを替える」「いままでの業界から出る」
3は「体を動かすばかりではなく、考えて仕事をする」「対処でなく、仕掛けをしてゆく」

頑固と倹約

執着性性格の特徴は頑固と倹約だそうだ。
日本人の美徳って、うつ的な要素をもっているのか。
自分を確立し、目的意識のある人の自由は幸せにつながるけど、そうでない人にとっての自由は糸の切れた凧のようだ。そんなときに頑固と倹約が確固としたものに見えると、トラップにはまってしまう人もいるだろう。

幸せになれる人の倹約は目的達成のため。貯めるのが目的ではない。だからそのときになれば後悔なく思い切り使う。そういう人は頑固に見えたとしても、それは目的に向かう姿勢。ブレがない。

似て非なるものはつまらないこだわり。自分を守る堅牢な壁のつもりだろうけれど、まわりがゆらげば自分からくずれる。
目指すべきは動きの中の安定感。

Tuesday, October 07, 2008

なぜかどこも家族の危機

世阿弥の言葉だったと思う。
「守、破、離」
今まで教えられてきた方法を学ぶ。常識とか、基本動作とか、教科書のとおりにやるとか、作法とか。伝統を守るなど。
次の段階はそれを破る。今までとは逆のことをやってみる。反抗期。
そして最終段階はどちらにもとらわれずに編み出した方法を実現する。ただ言われたことを忠実にやるのでもなく、反抗して逆のことをするのでもなく、素直な心の目で見えたことを突き詰めていって、新しい世界を完成させる。

家族の成長段階も同じ。小さいころは守、青年期は破、自立した大人になって離。 一日で言えば昼、夜、朝かな。
いつかみんなと、素直な心で話が出来るだろう。