お父さんからの伝言

夕食の食卓を囲んで、おとうさんが家族にするような話を書き残してゆくブログ。 家族の歴史。

Sunday, July 01, 2007

お父さんの靴

クララが高校生のとき、革の学生靴が窮屈そうだったので、幅広の歩くのが楽な靴を買ってあげたことがあった。かっこ悪かったけど、よく履いてくれたね。
そこで無理すると、腰痛が癖になったり、怪我が長引いたりすることってあるよね。骨ができかかっている時期だから、お父さんはちょっと心配になったわけだ。

すり傷だらけのかばん、てらてら光った寸足らずの学生服、幅広の大きな靴。ちぎれかかったかばんの紐をこぶしにぐるっと巻いて、毎朝駅から猛ダッシュして学校に通っていた姿を想像すると、おかしいね。世間ではお嬢さん学校でとおっていたからなおさら。
そういえば、なぜかヨセフもお父さんの靴をずっと履いていた。

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